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120.消えた町

「おかしいな。レーナの話ではこの辺りに内戦をしている大きな国があるという話だったのに」

俺はレーナに聞いた話を思い出しながら、もう1度辺りを見回す。


やはり、町がない。

俺はもっと奥まで探そうと思い、大陸の奥まで飛ぶが、やはり無い。

人工物の影が全く見えないのだ。


「どこにあるんだ?」

俺は頭を悩ませる。


地上にはない。

ということは、地上以外にあるのか、元々居ないのか。

どちらかは分からないが、とりあえず、


バサッ!

と羽を広げ、俺は大空へと向かう。


元々難民を出すような国はなかった、という可能性も考えたが、それ俺にできることはない。

ならば、俺は仕事のできる可能性を探すだけ。

見つからなくても問題はないんだ。

気楽に行こう。


「うぅ~ん。良い眺めだなぁ」

とは行ってみたモノの、俺の下には白い雲が広がっており、地面は見えない。


現在、とても高いところに居る。

なぜかって?

地上にないなら上空にって、思ったんだが。


「何もないな」

真っ白だった。


建物関係は何1つ無い。

俺としては、雲の上の城とか憧れてたんだけどな。

「バ○ズッ!」

とか言ってみたかったんだが。


あ、あと、

「人間が○○のようだぁ!」

とかも言ってみたかったんだがな。


まあいい。

上空にいないなら、次の候補を探すだけだ。

俺は1度降りることにする。


ブクブクブクブクッ。

そんな音が聞こえそうだった。

俺は海へと潜ったのだ。


「こっちも、特にないな」

魚を殺しながら水中を探索してみるが、こちらも見つけられない。

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