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105.心の内(リベン→レオ)

ズンッ!

と重いモノを感じる。

重魔が成功した証拠だな。


「成功だね。それじゃあ、今回の報酬は終わりで良いかな?」

レオがそう言って俺を見てくる。


「最後に1つだけ質問して良いか?他の悪魔の情報を知りたいんだが」

俺は戦争で召喚されている格上の悪魔がどれくらいで帰ってくるのか訊いてみることにした。


「ああ。僕の知っている範囲なら答えるけど」


「俺より格上の悪魔が戦争で召喚されてるだろ。で、戦争が終わったらそいつらが帰ってくると思うんだが、1番はやく終わるところがどれくらいか分かるか?」


「あぁ。そこまでに強くならなきゃいけないんだね。確か、僕の知る限りは4年で終わると思うけど」

4年か。


意外と猶予があるということに驚いた。

それだけ時間があれば、シャバスたちの強化も間に合うんじゃないだろうか。


「ありがとう助かった。それじゃあ、また何かあれば報告する」

俺はそう言って、元の世界に戻る。



《レオ視点》

リベンが目の前から消えていく。

僕はそれを表面では笑みを浮かべていた。


「極意、ねぇ」

僕はリベンとの会話を思い出してため息をつく。


リベンには極意が3つしかないと行ったが、そんなことはない。

いくら様々な世界で通用させる技術が少ないからって、3つというのはあまりにも少なすぎる。

僕の知っている極意は100以上。


「いつかは、死の極意を教えられるようになったら良いな」

僕は、リベンの顔を思い出しながらつぶやく。


まだリベンは信用できない。

だからこそ、敵に知られても良いように教える極意は3つだけにしてある。

でも、いつかは信頼を築いて、僕の知る限り最強の死の極意を教えられたらうれしい。

そのためには、リベンにはもっと頑張って貰わないと行けないけどね。


って、あれ?

誰かに思考を読まれてる気がする。

誰だろう?


運命神辺りかな?

運命神も暇だろうし、これくらいは許してあげよう。


さて、運命神なら神な訳だし、祈っておくか。

この先の運命に、幸多からん事を。

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[気になる点] 運命神ってもしかして俺ら!? [一言] 誤字やばぁい
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