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人のモノを欲しがる『ミワクちゃん』

作者: 七瀬





___実は、私の知り合いに、『ミワクちゃん』という女の子がいます。


 その子は、どうやら? 人のモノを直ぐに欲しがる女の子らしくて...。

正直、、、私は友達になりたくありません。噂では? 私の職場の女の子

の彼氏を奪い取ったとか、、、? 



・・・その彼が自分のモノになったら? もういらない、、、!!! 

簡単にポイ捨てをするような、そんな女の子なんです! 

だから? また彼女にその彼が、もう1度、やり直したいと言ってい

るみたいで、、、。



・・・浮気をした彼とまた、その女の子も、、、? 

もう、ヨリを戻す気はないようです。




___それにしても? 

怖い! 最近、私にこの『ミワクちゃん』が近づいてくる事があって。

勿論! 適当に、受け流していますが、、、。



 私にも最近、彼氏がデキたので私に近づいて来てほしくないんです。

せっかくデキた彼氏を、私はミワクちゃんに取られたくありません!!!



・・・それに、彼は凄くいい人なんです。私の理想の人なんです!



___でも? 『ミワクちゃん』は、本当にヤバいぐらい綺麗で可愛く

ナイスボディーなんです。女の武器をふんだんに使われたら、彼もミワ

クちゃんにオチてしまうかもしれないと思うと? 不安で不安で夜も眠

れないんです。




・・・それに、ミワクちゃんみたいな女性って「ターゲット」みないな人

を見つけて、狙ってくるじゃないですか、、、? 




___だから? 

私に近づいて来てるのも、、、? なんか? 気になるんです。

【女の勘】なのかもしれませんが...。



・・・いつか? 彼を奪われるんじゃないかって、、、!



___それに、魅惑のミワクちゃんは、最近、どんどん気が付くと? 

私に近づいてきているんです。

きっと? ターゲットを私の “彼” に決めたのかもしれません。


 

・・・私は彼に、“もし? 色っぽい綺麗な女性があなたに近づいて

きても絶対に相手にしないでね!” と前もって言っています。

彼は、なんの事なのかわからないみたいでしたが、、、。

 

 それでも、『僕は、ダイジョブだよ!』 って言ってくれました。


 

・・・私は、とても不安なんです。

ミワクちゃんは、本当に男性を骨抜きにするぐらいの『小悪魔』だから。

テクニックと言うか? 男性を誘惑するのが、物凄く上手いんです。



___彼がその餌食になるかと思うと、、、? 

そう、想像しただけでゾッとします。



彼は? 『キミだけが僕にとって大事な人だから』 って言ってくれるけど。

あんな美人に誘惑されたら? 彼だって! 簡単にオチるに違いありません!



・・・案の定、ミワクちゃんが、私と彼が一緒の時に、突然! 目の前に現

れました。彼の顔が少し緩んだのが、私にもわかりました。


 

 そして、その時、、、? 

彼はミワクちゃんにオチるだろうと感じました。

それも女の勘です! 勿論! 私は彼の事を信じています!

でも? 彼のミワクちゃんを見た時の表情を見て、私の心は揺らぎました。



・・・やっぱり、彼もミワクちゃんみたいなタイプの女性が好きなんだと...。


 

___そして偶然を装って、近づいて来たミワクちゃん。

 

『あら? こんなところで会うなんて? 珍しいわねぇ~! 隣の人は? 

彼氏さんかしら?』

『あぁ、どうも! そうです。』



___そして、彼の横にぴったりと? 軽いボディータッチまで。 

 

『いやいや? お綺麗ですね?』 と少し彼がニヤケ顔。

『結構、カッコイイんですね? 私、タイプかも?』 甘ーい誘惑。

『えぇ!? 本当ですか?』

『勿論! 本当ですよ』 と言いながら? 彼の体にそっとボディータッチ。

私は、2人のやり取りを見てるだけで、何も出来ませんでした。




・・・もう、彼氏はミワクちゃんに、確実にオチたと感じたんです。

 家に帰って、ミワクちゃんの事を彼に聞くと、、、?


【綺麗な人だね!】

【彼女! 独身なの?】

【好きな男性とかいるのかな?】

 

___私に質問攻め! まだ、何か起きた訳じゃないけど、、、? 

時間の問題なのかもしれません。そんな風に、感じて仕方がないのです。


 

___私は、彼を信じたい! 

彼は私の理想の人だから。

絶対に、ミワクちゃんに彼を取られたくありません!


・・・でも、どうしたらいいのかもわかりません!

私にミワクちゃんのような色気はないし。

どう考えても勝てっこない...。




・・・でも?

【___彼を、ミワクちゃんにだけは! 取られなくないんです!】




最後までお読みいただきありがとうございます。

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