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普通の男子大学生の日常  作者: あまのじゃく
1/1

日常1

読んでくれると嬉しいです。

 僕の名前は椎名拓也。

 ごくごく普通の男子大学2年生である。



 さて、今日の出来事について語ろうと思う。

 今日は月曜日、つまりは1週間の始まりの日だ。

 ほとんどの大学生は、この新しい週の始まりに憂鬱な気分になるかもしれないが、僕の場合はそこまで憂鬱ではない。


 何故なら、月曜日は実習の授業しかないからである。

 はじめに僕は自分がごくごく普通の男子大学2年生とはいったが、そこには少し語弊があった。

 僕は工業大学に通っている工業大学生なのだ。

 普通の工学部に実習があるのかどうかは不明だが、僕の大学では2年生から工業製品を作るものづくりに関する実習が始まる。

 この実習は進級する為に必要な授業で、工学部の学生は全員単位を獲得することが必須となる。

 実習といってもすごい難しいことをやってるわけじゃなく、中学の技術の時間でやっていたことをちょっと難しくして、ちょっと危険度を上げた作業をやるだけである。

 少し話が脱線してしまったので、月曜日が僕にとって憂鬱でない理由についての話に戻そうと思う。


 この月曜日の実習だが、午後からの授業なのである。

 大学というのは1コマ90分であり、大体9時から1時間目の授業が始まる。僕の大学では昼休憩の時間が50分取られていて、昼からの授業は13時から始まる。

 そのため、午後からの授業といえば13時からの授業に間に合うように大学に行けばいい。

 つまり、朝の2度寝が可能になるのである。

 日曜日が終わってしまった。しかし、月曜日の朝に時間があることで、月曜の夜更かしというどこかの某番組のような名前の所業が可能となる。

 それに加えて、この実習は2コマで終わってくれるので16時ちょっと過ぎには帰ることができる。

 実習の内容によっては、15時に帰宅出来ることもある。

 僕は座学が大嫌いなので、実習のような身体を動かすだけで時間が過ぎてくれるような授業は大好きなのだ。

 早く帰れることができた場合、自分の好きな事をやる時間が増える。趣味に当てる時間が増える。


 さっき僕は自分がごくごく普通の男子工業大学2年生といったが、少し付け加えなければいけないことがあった。

 僕はごくごく普通のオタクである。


読んでくれてありがとうございました。

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