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200文字小説

アイロン(200字)

作者: オリンポス

「ちょっと君、新人だね?」

 課長席に座っている偉そうなハゲに、俺は呼び止められた。


「ええ、そうですけど」


「スーツが皺だらけじゃないか。アイロンをかけてないだろう?」

 ハゲは眉間に皺を寄せて、軽蔑するように言った。


「すみません。気を付けます」

 俺は頭を下げた。



 翌朝。


「課長、昨日の件でお話しが……」


「なんだ?」

 俺は課長の額に、高温のアイロンを当てた。

「ギャーッ!」


「額の皺が目立つので、アイロンをかけますね」

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