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指揮系統

白い茨と同時進行が結構難しいのです。


熱風に煽られ、伸ばした髪がなまぬるく頬を叩いた。

それに血を連想し、手の甲で頬を拭ってみるが無論、血などついてはいなかった。

返り血を浴びるような馬鹿な真似はしない。そんな趣味もない。

けれど、むせ返るような血の匂いがこびりついて離れない。

ああ、と彼は思う。納得した。

何故なら視線の先で、どろりと溶け出した雪が炎を映して赤く下水へと流れてゆく、それはまるで、戦地に赴いた際の人の死に様によく似ていたからだ。


「サー・ミシェル!Dブロックより先の安全は確保できました。今、警官隊に任せています」

両手で持った銃を下に向け、膝位置に保ちながら隊員のひとりが駆け寄ってくる。

顔に幾つか擦り傷があった。そして懐から携帯を取り出す。

「いつになったら電波が戻るんだ……!」

彼はもう何度目になるか分からないその確認作業を繰り返し、うんざりとした表情を浮かべる。

連絡の取り合えない事態、というものはこれまで何度か経験していたがそれはあくまで戦地での話であり、護るべき大量の一般市民を交えての状況が彼に苛立ちを齎していた。

「焦るな。じき、片がつく」

「イエス、サー……」

駆け抜けた軍服の生んだ風に、つくりの甘い裏通りの階段横の手摺りに溜まっていた雪が地面に落ちてびちゃりと音をたてた。


ガーデンズ・スクエアの中心部、派手な装飾を施された時計塔前には、倒壊したコンビニとそこに突っ込んだトラックがそのまま放置されていた。

一見しただけでは単なる瓦礫と区別がつかないが、トラックはエンジンが掛かったまま放置されている。

運転手は衝突の寸前に飛び降りるか何かしたのだろうか、人の気配は無かった。

そこから十メートルほど離れた場所で繰り広げられる銃撃戦、置き去りにされたままの負傷者。

ようやく広場の中心部に出たミシェルがまず最初に見たのが、その光景だった。


凄惨な、と彼は思う。

荒れ果てた荒野での殺し合いなどよりも余程、この豊かな街で行われる戦闘のほうが生々しい。

救いは、一時的にこの場所が車両を排除した歩行者天国となっていた事だ。

一体どこをどう走ったのかコンビニに突っ込んだトラックの一台を除いては、車らしきものは見当たらない。

運がよかったとは言えないな、と心中で呟き、建物を陰にしてミシェルは注意深く銃撃戦の様子を伺う。


カウントダウンの人波を標的にした、テロ。

だが解せない点がある。

これだけの群集が集まっているのだから数箇所に爆弾を仕掛ければそれで済んだはずだ。

爆破させれば文字通り人々はパニックに陥り、犠牲者も多く出るだろう。

そして悲痛な声で事件の惨状を告げるアナウンサーの声でどこの局も埋まった頃に、ふてぶてしく犯行声明分を出せばいい。それで足りるはずだ。


どういった経緯で銃撃戦になどなったのか、それから先に出た獣との関連性は。

だがそれらを聞き出すにはまず、彼らの身柄を確保しなければならない。

もう一度彼は瓦礫の向こうに視線を凝らした。

撃ち合っているどちらが敵でどちらが味方なのか、或いは双方ともに敵であるのか、見極めなくてはならない。

だがその時、ヴォン、と重たいエンジン音が聞こえたような気がした。

ただの気のせいだったのかもしれない、それほどの小さな音だった。

だが自分が聞き間違える事のないことを同時に気づいていた。あのエンジン音はうんざりするほど聴いてきたから。

「サー?」

「下がれ」

一歩、出ようとした部下を片手で制した、その時。

放置されたトラックにむけて一直線に転がった黒いバイクの車体が見え、次の瞬間、派手な炸裂音をたててトラックは家屋ごと爆発、炎上していた。


幾つか悲鳴が重なり、どさり、と炎に巻かれた黒焦げの死体がひとつ、目の前に転がる。

そんな状況にも銃を手にしたままのそれはどこか滑稽さを秘めていて、一瞬で絶命しただろう驚愕の表情を浮かべたままだった。

ほんの僅かな間、それを見下ろし、顔を上げると先ほどまでには無かった黒い人影がまるで鬼神が乗り移ったかのように次々と人を殺している現場だった。

派手な赤毛と、標準を遥かに上回った目立つ背丈。

見間違いようも無かった。





     <<19>>





瓦礫を背にして撃っていると、雪明りに眩しい金髪が同じように銃を撃ちながらこちらへ寄ってくるのが見えた。

「よう、ミシェル。元気か?」

「相変わらず無駄口が多いぞ、アイザック」

身を隠す場所も殆ど無い中で、緊張感も無く人を殺す自分とミシェルは、世界から締め出されてしまった異端者のように感じた。

自分に自殺願望など無い。

背を預けるこの男もその気は無い、と思う。

だがこんな状況で、自分の命を護る事より一人でも多くの敵の命を奪う事を優先している事に疑問すら感じない。

気分は高揚し、どうすれば少しでも多く殺せるかを計算している。

快楽を見出すでもなく、ただ、そうする事が当たり前であるかのように――――

時折触れ合う背から、自分と同じものを感じた。

ミシェルがいなければ自分はきっと、独りなのだ。


なめらかな黒い軍服の、衣擦れの音が響いた。

ひっきりなしの銃声に鼓膜は半ば麻痺しているが、互いに触れ合うその音がまるで体内から響いているかのように。

似てはいても、重なれたことがあったとしても、反発し合うふたつの個体。

それが分かるような気の利いた男ではないが、ミシェルは最後の一発を打ち込むと背中合わせのアイザックの手首を掴み、瓦礫の後ろへと身を滑らせた。

音が、止む。

痛いほどの静寂。

辺りに満ちた死はこちらを侵食するように、やがて周囲に静寂を齎す。

「……アイザック」

「"オリジナル"を逃がした奴らが、ここに居る。内輪揉めか分かんねえ、けど、そいつらと誰か別のグループもあっちで撃ち合ってる。MLWかもしれねえ。それから」

「それから?」

「ジゼルが言うことには、だ。……多分"オリジナル"が近くに居る」

「……そうか」

慣れた手つきで弾をリロードし、スライドをかける。

銃を扱うには似合わない、ミシェルの指は細く、そろそろ持ち手まで熱をもちはじめた銃とは裏腹に体温は下がる一方だった。 


冷えてゆく。

握りしめた銃と、彼の手のひらだけが、ひどく熱い。


「ここで死んだら、ジゼルは笑うだろうか」

「……はァ?」

「そう思う事がたまにある。あの女も、表情を変えることがあるだろうかと」

そしてそれを齎すことが自分にできるだろうかと。

「……笑う、じゃなくて、泣くんじゃねぇの」

「想像がつかないな」

「とにかく、あんたはここじゃ死なないしジゼルは泣きも笑いもしないだろ。……それより」

「合流するぞ」

翻る衣に纏わり付いた雪は、なかなか溶けようとはしなかった。










視線を、感じた。


人ごみや雑踏の中で時折自分に当てられる、定まらないうつろな視線ではない。

軍の中で下士官たちから向けられる、好奇の目でもない。

ただ、強いていうなれば郷愁――――

強い強い、思慕の念。それもなぜか、この自分に対する。

そんなものを、思った。 


アイザックと別れてから45分。

軍と警察の応援部隊が駆けつけてから、17分。

辺りは騒然としていた。

獣と、テロリスト。逃げ遅れた人々。

後者は自分には関係無いものと思っているジゼルが、ひたすらにその場の"敵"を殲滅しているとき、絡みつくような視線が自分の背を焦がしたのを感じた。

横合いから現れたテロリストの手にある銃を蹴り飛ばし、左手で眉間を撃ち抜く、その合間にも。

彼女は振り返る。

敵意などではない。けれど好意などでもない。

欲しい、ただ欲しいとひたすらに泣く子供のように強い、たった一つの思い。

自身にむけられる、ひどく傾いた不安定なそれ。

それ故に彼女は振り返る。

しかし、瞬間、あれほど強くこちらに向けられた意識が一瞬にして霧散したのを感じた。


   何処だ。

      何処へ、消えた。


彼女は視線を廻らせる。

炎上した警察のヘリ、怪我を負った仲間を庇って走る警官、その間。

ほんの一瞬にも満たない一瞬。



水面にゆらめく魚の鱗のように、白く長い髪が雪明りをうけてきらめいた。



「……っ!」

2、3歩追いすがる。

だが足はまるで雪の上に縫いとめられたように、それ以上動こうとはしなかった。 


遠ざかる姿。

白く長い髪を靡かせた、そう背のたかくない人物の。

少女であるのか少年であるのか、顔の造作までは分からなかった。

隣を歩く青年に肩を抱かれ、細い路地へと消えてゆくその姿は、今まで見たこともないもの。

けれど、彼女には分かる。それが自分に、今の今まであの強い視線を向けていた人物だということが。

「なにを呆けている!」

唐突に背後からかけられた叱咤の声に、彼女は振り返る。

見慣れた金髪が、銃を手にして立っていた。






*     *     *





「……ミシェル」

声はすこし掠れていた。

弾のきれた銃を手にし、無防備にこちらを振り返るジゼルの姿は、軍に入ってからあまりに見慣れないものだった。

それで、気づく。

今まで、意識的にか無意識かは知らないが、どれほど、ジゼルという人間に隙というものが無かったのかを。

今の彼女は隙だらけで、あまりに無防備で、生まれたての子供のように幼い。

「……なにを、見た」

神経のかみあわない女だということはすでに分かっていたから、恐らく、一度こうなるといつもの調子に戻るのには半日はかかるだろう、とミシェルは思う。

ゆえにこの場では、彼女は守るべき存在である。 

普段と違い、銃弾飛び交うこの場で、今の彼女は自分自身を守る術を知らない。 

「"オリジナル"か?」

彼女は首を横に振る。

そして途方に暮れたように、ただ両手を力なく下げたまま、ミシェルを見上げた。

「知らない。わからない。わたしをみていた」

言葉は、幼女のように幼くきこえた。

ただ感じたままをそのまま、"言葉"に変換しているだけ。直訳しているだけ。

「敵か?」

「わからない。もう、遠い」

「逃げたのか?」

「遠くへ行った。白い、髪の……。」

そこで彼女は黙る。

不思議げに自身の手にした銃を見下ろし、そして、何故そんなものを手にしているのか忘れてしまったかのように再び、途方に暮れたように彼をみあげた。

「"ママ"に近かった。けれど、決定的に遠いもの。……やっと、みつけた」

「みつけた?どういう意味だ。」

言葉が気にかかり、俯いた彼女の肩を掴んで揺さぶる。

触るな、とは言われなかった。

まるで、気のぬけた風船に空気を吹き込んでいるときのように、急速に、手の中の彼女の肩に力が戻るのを、感じた。

彼女は顔をあげる。

いつもと変わらない視線、つい今しがたまでの途方に暮れた様子が嘘のように。

「やっと、みつけた。私が殺すべき存在、きっと、私はアイツを探していたんだ……」

跳ね除けられた手の熱さは、現実のものとはにわかに思えなかった。




     <<20>>



報告書が次々とまとめられてくる。

それに目を通すのも面倒臭かったので、要点だけかいつまんで説明させ、適当に判を押して出した。

ミシェルのそういう『お役所仕事』にはもう慣れているらしい部下は、更に事実を『ミシェル的』に解釈されたものを聞かされることになる。

たいていは事実よりかなり希釈され、端折られた部分が大きすぎるものの、意外にも要点はしっかりと伝わるので不満を言うものは無かった。

……報告書のまとめを押し付けられるアイザック以外からは。


(ママ)がいる、と彼女は言った。

その言葉の真意はわからない。

ただ分かるのは、水滴が水滴を引き寄せるように、同じ細胞を持つ者同士が引き合うように、ジゼルが彼女を追って行ったことだけ。

噛み合わない女は、なにも残さず、呼びかけにも答えず、あの場所から駆け出していった。

もう3日にもなる。

彼女のことだから生きているとは思うが、それ以上に心にかかるのが金髪の上司のことだった。


彼はジゼルが消えてから、呼びかけても返事をせずに考え事にふけることが多くなった。

もともと存在するベクトルが自分達とは違うということを、なんとはなしに肌で感じてはいたが、その色が強まったように彼は感じる。

ジゼルが消えてから、ミシェルの存在も遠くなった。

ただ、純粋にひとつだけ、淋しいと、思う。

ミシェルが自分自身の様子になにひとつ気づいていない事を、アイザックはただ、淋しい人だと思うのだ。


まとめた報告書をデスクに投げ出す。

あの日の詳細――――詳細といえるほどの情報かどうかは分からないが、居合わせたMLWと第三勢力、小競り合いが発展したあの日の惨劇。

死者は36人。重軽傷者は百人単位を越える。

そして、上がってくる報告者数は日々これからも増えることだろう。



「北方の島国に、本国との統一を拒んで内戦を繰り返している地区がある。あの日、部隊が射殺した男達はそこのテログループのメンバーだ」

どさりと書類を投げ出す音に、ようやくこちらに気づいたミシェルが言う。

爪を噛んだ跡に僅かに血が滲んでいた。

子供じみたところは昔からあったが、時折それが顕著になる。たとえばこんなときに。

「中将がジゼルに追わせていたメンバーだ。地下鉄で死んでいた奴らも仲間だ。……この国で、何をしようとしているかは知らないが」

言葉を切り、彼は『極秘』と判の押された書類を取り出し無造作に投げて寄越した。

うすい紙はうまく空気に乗らず、くしゃりと音を立てて不自然な軌跡と共に床に落ちる。

「重要書類だろうが、ったく……」

ぼやいてそれを拾い上げると、幾つかの項目にまとめられた個人情報と、ちいさな顔写真が添えてあった。

白黒で破れかけたそれは、まだ"女性"になりきらない少女がはにかんだ微笑を浮かべている、恐らくはパスポート用の証明写真。

「現在の写真ではないが、現存する彼女の写真はそれしかない」

「……誰」

「ルナマリア=カレドヴルフ。あの場に居合わせた反社会的テロリストの実質的指導者だ。そして……数日前、オリジナルを病院から逃がした」

「あの……兄さんさ、こんなガキの頃の写真で今の何が分かるってのさ」

邪気のない微笑、平気で人の命を奪う人間でも、子供の頃はこんなに優しく微笑めるのだな、そんなことを思いながら彼は写真を突っ返す。

ミシェルは受け取る素振りも見せなかった。

「それでも2年、長くて3年前の写真だ」

驚いてアイザックは再び写真をまじまじと見つめる。

どう年増に見ても、写真に写る少女はせいぜいが12、3歳。頑張っても15歳が限度だろう。

「今……どう考えても未成年って事っすか?」

「極秘の理由が分かっただろう。未成年の女を撃ち殺せば世論が騒ぐ」

「……」

それで分かった。国は密入国してきた彼女を強制送還でもなく逮捕でもなく、裁判を受けさせる気すらない。

消してしまおうというのだ。

それがテロリストの末路だと、裏の社会で見せしめるためなのか。

「最近の子供は過激だというが、私にもそれが分かってきた」

そう言いながらミシェルは、もう一枚、書類を取り出す。

今度は書類、と呼べるほどの情報すら記載されていなかった。名前、生年月日、血液型その他すべて不明。

手書きでunknownの文字がこれでもかというほどに並んだ紙、書類にしては不自然な光沢にアイザックが裏を返すと、それはB5サイズの引き伸ばされた写真だった。

現像されたものではなく、パソコンからプリントアウトしたもの。

それも、顔は映っていない。路地に入ってゆく、黒いロングコートを着た長い白髪の人物と、その肩を抱く東洋系の黒髪の男。

どちらも、望遠ぎりぎりで撮影されたものらしく、恐らくはこれでも解像度を最高まで上げたのだろうがほとんど顔立ちは分からない。

「んで、ここ一番のツッコミ処だと思うんですけど……この端っこに映ってるのって、ジゼル?」

デスクに写真を置き、右端の小さな人物をアイザックは指差す。

目をこらさなければ見えない、けれど、クロイツの制服にこの種類の銃、この身体つきで肩まで伸ばした黒髪といえばジゼルしか思いつかなかった。

「だろうな」

答え、ミシェルは写真を自分の側にむける。

それを追ってアイザックもデスクの向こう側からミシェルの隣に移動した。

「撮影されたのは3日前、あのカウントダウンの現場で。ビルに避難した一般市民が、手持ちのカメラで撮ったものらしい」

ああ、とアイザックは呟く。

あれだけの銃撃が起きたのだ。写真にでも撮ってマスコミに売りつければ小遣い稼ぎには充分だろう。あるいは目立ちたがり屋か。

しかし気の毒に、と彼は内心で苦笑する。

命がけで撮っただろう画像はすべて、軍に没収されたらしい。

小金のひとつでも握らされればいいだろうが、怖いお兄さん達に取り囲まれて『他言無用』と圧力をかけられた撮影者は哀れ過ぎる。

もしかしたらミシェルもその『怖いお兄さん』の一人だったのかもしれない。

「写っているジゼルが見つめているのはその二人だ。そしてあいつの言葉を考えれば、ジゼルが『みつけた』と言っていた人物は、そこに写る白髪だと…推測される」

「……あいつ時々、ワケわかんねえ」

「ああ。だが上層部から写真の返却を求められた。その点から推測すれば……この白髪の人物は、ルナマリアのグループか、或いはMLWかで何らかの権限を持っている人物だと思われる」

「……ガキ?」

「身長と体格から推測すれば、恐らく。ルナマリアと同世代の」

「十代……。あー…ったく……過激なガキどもが増えたねえ……」

俺なるべくなら人殺したくないんだけど。

しかもガキなんかもっと殺したくないんだけど。

そんなアイザックのぼやきに耳を貸さないように努めながら、ミシェルは写真を仕舞いこむ。

「お前に休暇をやるから中将を見張っておけ。ジゼルから連絡が入るかもしれん」

「なあ、なんかもうう命令系統ゴチャゴチャな気がするのは俺の思い過ごしか?」

「話は以上だ。副官、ご苦労」

言い出したら聞かない。

これからの上司選びは仕事ができる点だけでなく、人格面にも少し配慮してくれと思いながら、これまで出逢った上司遍歴を思い返すとどれもこれも似たり寄ったりな事に気づき、内心アイザックは唖然とした。



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