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俺が彼女で、彼女が俺で  作者: No name
神様の実験台にされた二人
5/6

初めてのクレープ屋!

ーーat 宮本商店街


「わ、私はこんな庶民がくるところには行きたくない! しかも、門限というものが……」

「はいはい、分かってるってお嬢様! でも、クレープとか食いてーんだろ!」


姫子は口では嫌と言いながらも、里彦に着いて行った。


「着いたぞ! ここが俺の行きつけのクレープ屋だぁぁぁぁぁ! 」


「うわぁ! ………あっ! 私はクレープなんか……まあ、今日はいいだろう…」


「素直じゃねーな、ほら、どっちがいい? 」

姫子がクレープ屋に感激している間に、里彦はチョコクレープとバニラクレープを買っていた。


「じゃ、じゃあ、チョコで……いいわよ」


「はいよ、どうだ? 上手いだろ! 」


「お、美味しい……わよ……」

ボソッと姫子は初めてクレープを食べたことの嬉しさを隠しながら、言った。


「ん? なんて? もう一回言ってみ! 」

里彦の方も嬉しかった。自分の好きなものが姫子も好きだったから。


「お、美味しいわよ!! 」

今度は商店街全体に聞こえるくらいの声で言い放った。


「そうか、そうか、お前も可愛いとこあるだな」

里彦がそう言うと、姫子の顔はポッと赤くなった。


ーー只今、五時になりました。良い子は帰りましょうーー


「やべえ! もう五時か、姫子の家までダッシュだ! 」


「ああ、分かった」


そう言うと、里彦は姫子の手をとって走って行った。


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― 新着の感想 ―
[良い点] ファンタジー要素にリアル感あっていいと思いますぞ! 頑張ってくださいですぞ!
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