どうやら、体が入れ替わったらしい。
ビャパーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!
雷、いや雷撃とも言える光の塊と、轟音が里彦と姫子に襲いかかった。
「おい! 大丈夫か⁈」
自分でも何が起きているかわからなかった。すごい光のおかげで、目を開けることはできなかった。
それよりも、
水川姫子と喋りかけたのは、
これが始めてだと気づいた。
「うん……大丈夫……少し頭が……クラクラするくらいだから」
二人共自分たちの状況が把握できなかった。
かろうじて、里彦は目を開けることができた。
「おいおいおい、学校に遅れちまうぞ! 、って、あれ……、何で目の前に俺がいるんだよ!!!!」
里彦は恐る恐る自分の姿を見た。
「スカートじゃねぇか! もしかして、体が入れ替わった⁈ 」
里彦は少しスカートをめくり、ニヤニヤした。
自分の体でそんなことをしている里彦を見た水川は
「私の体でハレンチなことをするんじゃない!! 」
顔を真っ赤にした水川は少し焦り気味に、里彦に詰め寄った。
「別にいいじゃねーか、誰も見てないんだし」
「私が見ている! そもそも、何故この状況で平然としている! 」
またもや、水川が詰め寄り、里彦との顔の間は五センチ程にもなっていた。
「俺に一つ提案がある、お互いに顔をつねらねーか?」
無言のまま、水川は自分の体に手を伸ばし、また、里彦も自分の体に手を伸ばして、二人同時に自分の顔をつねった。
「おい……痛いぞ……」
水川が赤くなった頬を静かに触る。
「別にいいじゃねーかよー、他人の顔何だから、ってか夢じゃなかったな! 」
そんなことを言った後、急に里彦は笑い出した。
「アヒゃひゃ、なんかおもしれー! 」
姫子は思った。
こんなにも、笑ったことはあったのか
「まあ、とりあえず学校に行こうぜ、遅れちまうぞ」
「何故、貴様はそんなに楽観的なんだぁぁぁぁぁ! 」