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マザコンの古い記憶

思い出せる中で一番古い記憶は、母が父親(あの男)

「好き」「愛してる」

と言っているのを兄と一緒に見ているとこだった。

兄は母が嫌いだった。父親(あの男)に依存して、自分や私達の事を後回しにする母を軽蔑していた。そんな兄は父親(あの男)に引き取られた。適性がなんとか言っていた気がするが私には関係がなかったので覚えていない。

正直、兄が引き取られて良かったと思っている。母が私のみを見てくれる様になったからだ。父親(あの男)は兄を引き取ってから母に会いに来るのを止めた。母は捨てられたのだろう。母は泣いていた 一週間ずっと泣いていた

そして、私に依存するようになった。正確には父親(あの男)の面影だが。

母はいろんな事を教えてくれた。学校で習うこと、嘘の見分け方、そして…魔法のこと

母は自殺した。私が14歳の時だった。私の前で首をカッターで切って死んだ。

悲しかった。大好きな母が死んで悲しかった。

母の遺体は自分で焼いた。誰も出歩かないような時間に遺体を山に運んで焼いた。

何だか嫌な気分になったがそれよりも嬉しい事があった。死ぬ前に母は私が欲しかったものをくれた。だから……嫌な気分もすぐに晴れた。母からの最後のプレゼント。とっても……気分が良かった


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