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第21章 くだらないこと
世間でくだらないと言われるようなことをしても、報われる可能性が低い。
即ち、くだらないことをやる時には、報われないことを覚悟する必要があるということだ。ただ、それだけのことであり、くだらないことをしてはいけないなんてことは全くない。
遠く離れた場所にいる高度な生命体から見れば、人間のやっていることなど、全部くだらないことかもしれない。
でも、そんなことはどうでもいいことだ。
そんな奴らが、どう思っても関係ない。
そうやって、くだらないことを積み上げて、人間というものが出来上がったわけだから、それを否定しても栓もない。
効率的で、論理的なことばかりしていても、革新的なものは生まれてはこない。ある種、変人的な奴らが、くだらなそうなことをやり続けることで、革新的なものが生まれてきたりもしている。
これからの世界、生産は機械に任せていけばよい。
それが実現したなら、人間は、思い思い、くだらないことをやりながら生きればいい。
そう、ダラダラとくだらないことをすればいいのだ。
百億人もいれば、誰かが、おもしろいものに行き当たる可能性は十分にある。
いや、きっと面白いことが起きる。
当たり前のことだけをやっていても、たぶん、面白いことは起こらない。




