雨の降る放課後に、君に入部届を渡したくて
彼は、ずっと彼女と同じ部活に入りたいと願っている。
入部届を用意し、幾度となく部長である彼女の元へ。
結果は、いつでも失敗。
入部届を受けとってはもらえず、けれど「また次を待ってる」と彼女は言う。
拒絶ではなく、まるで彼を試すかのような。何か、正解を待っているような。
彼は今日も入部届を持って彼女に会いにいく。
入部届を用意し、幾度となく部長である彼女の元へ。
結果は、いつでも失敗。
入部届を受けとってはもらえず、けれど「また次を待ってる」と彼女は言う。
拒絶ではなく、まるで彼を試すかのような。何か、正解を待っているような。
彼は今日も入部届を持って彼女に会いにいく。
梅雨明け間近、放課後の教室で
2025/07/23 22:25