ココ、世界を混乱させる
「ふふぁあ。警察っていうけど、悪事だらけだ」
ココは警察に火をつけて、阪急百貨店のコスメ売り場に行った。
「欲しいもん、全部もらおう。あ、ブランドバック。キャリーケースにパソコンも入るか」
ココは欲しいもの全部手に入れた。
「阪急もついでに燃やしちゃう」
阪急百貨店にも火をつけ、自分は眼鏡をはずしてタクシーを呼んで家に帰った。
「あ、チャリンコ、駅に置いたままだ。まあいいか」
ココは何げない表情で自分の部屋に入った。
「やった。パソコンだ。あのバカ父もやるわね」
一番の悪人、ココに消える眼鏡を渡した父の判断ミスだ。
「ココ、どうだった」
「住吉警察行ってきたよ」
「ああ、良かった。もし梅田行ってたら大変だったぞ」
「曽根崎警察と阪急百貨店が燃えたんだって」
「嘘、怖い。良かった地元に行って」
「で、どうだった。刀は」
「すごかったよ」
「そうだろう。それでな。行くの面倒だと思って。これワープする指輪だ。これをしておけばイメージしてる場所に行けるんだ」
「本当に? 使ってみるよ」
ココは指輪を手にはめた。
「何しようかな。各国の首脳の前に行って、心臓をナイフで刺すってどうだろう。世界が混乱するかな。やってみよう。それよりもどこかで銃をパクった方が早いか。頭撃てるもんね」
ココはさっそくアメリカ軍から銃をパクり、アメリカ大統領のところへ飛んだ。
「大統領ごめんなさい」
パンパン。
次に日本、イギリス、中国、韓国、北朝鮮、ロシア、イタリア、フランス、トルコ、インドに続けて飛んだ。
「えへへ。各国の首脳がいなくなったわ。ニュース、ニュース」
テレビをつけると大騒ぎになっていた。
父親が来て
「すごいニュースがあるもんだな。世界めちゃくちゃになるぞ」
「そうね。すごいわね」
ココは笑いながら言った。




