悪人になって更生
透明になる眼鏡をかけて難波の改札口を歩くココ。気を許すとドスドス人がぶつかって来る。
「おい、こら。やめろ」
と体を振り払ったら、すぽっと相手のポケットの中に手が入った。
「あれ、これってパクってもバレへんのちゃうん。持ってたらバレへんのちゃうん」
それからココは高島屋のレジを回り、200万円ほどパクった。
「わ、これ行けるわ」
と向かいのエディオンでパソコンとデジカメをパクった。
「あ、違うわ。今、ウチが一番悪い。あの剣、使ってみよう」
ココは仕方なく剣を出し、ごちゃごちゃに並んでるりくろーおじさんの店頭の列の人をみんな斬った。
「わお、列がきれいになった。誰も乱さない。ほなあそこも」
551に並んでいる人たちも斬った。やはり列がキレイになる。
「強烈だ。みんな真面目の真面目になるんだ。ほな、本当に悪い人はどうなんかな。曽根崎警察行ったらおるかな。悪い人」
ココは御堂筋線に乗って梅田に行った。
「隠れたらタクシーに乗られへん。あ、お金ぱくったから乗ったら良かったか。梅田行ったら阪急でコスメパクろ」
更生させる人が悪いことをしているおかしな状況だった。
ココは曽根崎警察の取調室に行く。
殺人容疑の人が取り調べ中だった。
「あなたがやりましたね。証拠はあるんです」
「あほ。やってないわ。あほちゃうん」
ココがその人をポヨヨンと斬った。
「すみません。私がやりました。ごめんなさい」
犯人は急に謝って涙を流す。
「わ、これ本当に効果すごいんだ」
ココは警察にいる目についた人を全て斬った。
その日、警察の不正問題がいくつか発覚した。




