表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/5

「今日」二度目の駄文

 「煮詰まる」という言葉は物事があらかた終わっている状態だと聞いたのはいつだっただろうか。


 今書いているプロットは一向に煮詰まってくれる様子はない。


 この澱んだ頭でまともな物語がかけるのだろうか?


 プロットが進まないのでこの駄文を進めているというわけだ。


 前作が迷走したので今度はプロットを書こうと思ったのですがこれが難しい。


 行き当たりばったりに書き進めると序盤は非常に楽なのですが、終盤広げた風呂敷をたたむのに苦労します。


 しかしプロットを書くと言うことが大変なことは分かりました、プロットを書きたくない人がいる理由がとてもよく分かります。


 そんなわけでキーボードを目の前に手がすっかり止まってしまった。

 きっと書き始めてしまえば楽なのだろう、でも……せっかく始めた物語はちゃんと終わらせてやりたい……エゴかもしれないが始めたものにはちゃんと終わりを与えたいんだ。


 実を言えばこれを割烹に書くべきなのかという常識すら分からず書いている。

 活動報告は面白おかしく書くものだという固定観念があるので箸にも棒にもかからないこの鬱屈とした日記を書くべきか否か分からないのである。


 何も生産的なことをかけないので困り果てている。


 暇つぶしにArduinoというマイコンにLEDをさしてピカピカさせて遊んでいる、実に楽しい。


 世の中には日常を面白くかける人間がいるのだろう、残念ながら私には当てはまらないようだ。


 頭痛がするのでアスピリンを口の中に放り込む、コンパチのアセチルサリチル酸ではなく本家バイエルアスピリンだ、偏頭痛にはこれが一番効く。


 キットもっと上手い生き方があるのだろう……私にはそんなことは不可能だが……


 アスピリンのついでにフィッシュオイルとビタミンのサプリメントも胃の中に流し込む、きっと気休め程度の効き目だろうがないよりマシだ。


 今、学園ものを書いていて過去の澱のような思い出に向かい合って後悔をしている。


 きっと多くの人は友人となかよく楽しく遊んだり、彼女や彼氏がいたりしたのだろう。

 そういったものを全て捨てて死なない程度に生きてきた人間にはそれをシミュレートするのは余りにもハードルが高い。

 世の学園ものの作者が送った学園生活を体験してみたいものだと思ったりする。


 私は筆こそ遅いがタイピングはそれなりだ、これは青春をダストボックスに放り込んだ事で副次的に手に入った物だ。

「アッオー」

 このサウンドに心当たりがあるならあなたはなかなかの古参ネットユーザーだろう。

 昔のネットはいろんなメッセンジャーで世界中から興味本位の連絡が入った物だった、若い人には誰にでも遅れるLINEという認識でいいと思う。

 

 今ではネットはすっかり変わってしまい今ではネットにさえ国境線が引かれてしまった。


 誰かが変えてくれないかと他力本願な願いを持ちながら、人生を腐らせている。


 ただ……命の価値なんてたいしたものじゃないしその程度の扱いでいいのかもしれない。


 人は多くの病を克服した、現在世界で流行っているコロナもいずれは歴史の彼方に行ってしまうのだろう。


 それでも私の頭の病気が治ることはない、脳の治療はそれなりの昔に脳の一部を切除するという荒っぽい治療が行われていたらしく、その時代に生まれなかったことは幸運と呼べるのだろう。


 結局のところこの面倒な病気とも一つの脳と体を分かち合って生きていくしかないのだ。


 さて、ここまで読んでくださった皆さんなら薄々感じているだろうが、またオチのない話だ、起承転結も序破急もすっかり無視して好き放題書き散らしてしまった。


 困ったことに明確なオチのない文は簡単に書けてしまう、書きやすいのだ。


 もしこれをnoteに書けば多少の投げ銭をもらえたのだろうか?


 お金が要らないと言えば嘘になるが時々、本当に時々、お金抜きのコミュニケーションツールだったインターネットを思い出して、一つのページに大量の広告が貼られていることに貯まらなく悲しくなる。


 スティーブンキングの小説に「今の人は誰でも心にキャッシュレジスターを持っている」というものがある、言ったのは悪役だったわけだがWEBで広告を見るとふとこの言葉を思い出す。


 さてここまで付き合ってくださった皆さんありがとう、この文章にオチをつけることはできなかった。


 ただ言い訳をさせてもらえば日記なのだからオチなどないのが普通ではないだろうか?

 世の中の人は誰もが寝る前に今日のオチをつけて寝ているのだろうか?

 きっとそんなことはないはずだと信じて今日のこの分の〆とする。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ