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2020/05/15

 世の中には何でも無いことを面白おかしく話す人と、とても重い話をしているのに興味を持たれない人がいるらしい。

 前者になるために日常の何でも無いことを面白く書けるかこの日記でチャレンジしてみようと思う。


 私はメンタルに病気を患っているが残念ながらそれを面白く書くことはできない。


 何故かって? 薬を飲んでれば大体平気だからだ。


 ありがたいことにクロルプロマジンの発見以降抗精神病薬はめざましい発展を遂げ、無事患者の症状を抑えることに成功している。


 それはありがたいことではあるのだが、残念ながらそれをネタに長編を書けるほどの妄想を持つことはできない……


 残念ながら平日はそれほど書くことが無いのが困ったところなので執筆環境の紹介でもしてお茶を濁そうと思う。


 まずは何と言ってもPCだ、なろう検索で時々出てくるケータイ投稿は一体どうやって投稿しているのだろうか?

 まさか投稿フォームに時価打ちでもしているのだろうか? そうだとすれば恐ろしく早い入力なのだろう。

 あいにく私は凡人なのでPC投稿だ、面白いことを書くのは全くもって才能なのだとは思う。

 私はThinkPadとMacBookにwindowsを入れて文章を書いている。

 今これを書いているのはOneNoteだが長編を書くときには一太郎を使っている。

 

 校正機能やATOKのアシストが非常に強力で多少のtypoならIME側で修正してくれる、所謂「人をダメにする」IMEなんじゃなかろうか?


 日常を面白く書くのはこうも大変なのだろう、事件やスキャンダルが毎日起きていないように、世間のほとんどの人は何も無い日常を享受している。

 ここで読者はメンヘラ特有の事情でもないのか? と思われるだろう。

 困ったことにないのだ、別のエッセイに書いたようなことは初期症状であり、投薬を開始してからめっきり落ち着いてしまった。


 ただ、思うところがあるのでここで厚生省に一つ陳情しておくと、統合失調症にマイスリーを適用して欲しい。


 マイスリーは比較的依存性が少なく一般的な睡眠薬に耐性がついた人にも効いたりする。

 ところがどっこい「申請が面倒」という理由で統合失調症患者には使えないのだ。


 ちなみに他国では普通に使えたりする。

 アメリカなどはアンビエンというマイスリーと同じものが普通に処方されている。

 だがまあアメリカでは日本の医師が普通に処方するロヒプノールを麻薬指定しているので所変われば品変わるというやつなのだろう。


 全くもって話がそれるが私はJetbrainsという会社の製品が大好きだ。

 プログラミング用の開発環境を作っている会社で、ここの全部入りを買えばよっぽどマイナーなプログラミング言語以外は対応している。


 そうは言っても下手の横好きなのでやっと電卓を作れるくらいではある。


 もうね括弧に対応させるのめっちゃムズいの! スタックという構造を使って解析をしてるんだけど四則演算まではなんとかなったけど括弧対応させるともうキツいのなんの。

 誰なんだろうね、かけ算や割り算を加算や減算より先にしようって言いだしたの?


閑話休題


 私は今アップロードするための小説を「書こうと」している、「書いて」いるのではないので注意して欲しい。

 そう、書けないのだ。


 異世界転生は趣味じゃないし……とは言ってもポイントは欲しいし……要するに欲をかきすぎなのである。

 自分の欲が自分を苦しめているんだから世話ないだろう。


 実は統合失調症患者が主人公の作品を書けないかと考えたこともある。

 それはあっという間に破綻した。


 こういうテーマで書きたい人に言っておくなら、「薬があれば別に普通」だし「薬が無ければ意味のある行動を取れない」のだ。


 このなろうで大人気の中世ヨーロッパ風世界であるが初めて統合失調症に効く薬であるクロルプロマジンが発見されたのは世界大戦より後だ。


 それまでは隔離措置を執るだけで治療の方法がなかったので物語として破綻してしまう。

 じゃあ転生特典で治してもらうという手もあるだろうがそれでは一般人の普通の転生と何ら変わらない、要するに設定の生かしようがないのである。


 と、まあたいていの人には縁のない話をしてしまったがこの辺が他の障害者と違って主人公にしづらい理由ではないだろうか。


 この散文も元はといえば何かネタの元になればと思って書いているのだが残念ながらネタは出てこない。


 何故かは分からないが駄文を書こうとすると妙に筆が乗る、物語と違ってエッセイは気軽に書けるので助かる。


 不思議なのだが日常を面白く書ける人はどのように日々を見ているのだろうか?


 この日本で毎日のようにドラマチックな出来事に遭遇するとも思えないのだが……


 このエッセイがいい例でただの自分語りになっている、それでも一応はエッセイではある。


 お話であるからにはオチが必要なのだろう……だが残念ながらオチを用意できないこの発想の貧困さを憎らしく思う。

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