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下品な部分しか残らなかった僕たちが異世界転生で上品生活できた件について

作者: 下品帝国第一書記補佐

『鬼』


人の形をし、角・牙があり、裸体に虎の皮のふんどしを締めている怪物。


怪力・勇猛・無慈悲で、恐ろしい。




むかしむかしあるところに

おじいさんとおばあさんがおりました。

おじいさんは山へ芝刈りに

おばあさんは川に洗濯に行っておりました。

おばあさんが川で洗濯をしていると、川上から大きな桃がどんぶらこ~どんぶらこ~と流れて来ました。

おばあさんはそれを拾い上げ、おじいさんの元へ持って行きました。

おじいさんはその桃を見てびっくりしました。

おじいさんは包丁を用意し、桃を割ろうとしました。

すると中から元気な男の子が出てきました。

おじいさんとおばあさんはその男の子に『桃太郎』と名付けました。

桃太郎はすくすくと成長し、立派な青年になりました。

ある日、桃太郎は悪い鬼の噂を聞き、退治しに行くと決めました。

そんな桃太郎におじいさんとおばあさんは旅の支度を用意しました。

そして道中で犬、キジ、猿を仲間にして鬼の住む島、鬼ヶ島に向かいました。

桃太郎は勇敢な仲間たちと共に悪い鬼たちを退治しました。

鬼がいろんな人たちから奪った財宝を取り返し、故郷に戻り持ち主の元へ返しました。



めでたしめでたし。

「お母さん、お父さんどこに行くの?」

「心配するな、お父さんはお母さんはちょっと悪い人を追っ払ってくるんだよ」

「そうよ、いい子たちだからここから動いちゃダメよ」


お父さんとお母さんは帰ってこなかった。

何も音がしないなか勇気を振る絞って僕たちは外に出た。


ワンワン、キーキー、ウキウキ


鳴き声がする方を恐る恐る見るとそこにはうんこが落ちていた。


「、、、!?」


屁が出そうになった。でも屁を出したら殺されるのは明白だった。子供ながらわかった。

僕たちは暫く震えていた。

動き始めたのは奴らが便座の向こうに消えて日が登ってきてからだ。


うんこ、ちんこ、金玉


残ったのはそれだけだった。


あいつらが僕たちの上品な部分を奪った。


解ったのはそれだけだった。

読んでくれてありがとう!

これ書いた天災と会いたかったらお便りをこちらの方まで頼むぜ!

じゃあな!うんち!!

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