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永き夢の果てに   作者: ちー
7/7

出逢い.3


お互いに自己紹介を終えた後、ふと携帯で時間を確認するとすでに先程から30分も経とうとしていた。

時間に気づいてしまうと、先程まで忘れていた寒さと空腹が積極的に訴え始める。

(ヤバいな、もうこんな時間か…けど梨華ちゃんとこのまま別れるのもなんだかな)


どうしようかと考えていると、グゥーっと可愛らしい音が鳴った。

音のする方を見ると梨華ちゃんが顔を真っ赤にしてお腹を押さえていた。

「あはは…お腹空いちゃいましたね」

恥ずかしそうにしながら話す彼女はとても可愛らしいかった。

(そうだ!あそこに誘ってみるか)

「俺もお腹空いたし、良かったら一緒にご飯でもどうかな?

近くによく行く中華屋さんがあるんだけど」

内心、何年か振りに女性を誘う事に出逢った時とは別の意味の緊張をしつつ尋ねる。

「中華良いですね!行きます!」

「よし!じゃあ早速行こうか」

(誘ったは良いが財布に金…あったよな?)

内心ガッツポーズをしつつも情けない事を考えながら立ち上がり、彼女と共に竜神湖を後にする。

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