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凍ったセカイ。

 


 冷やかな朝の空気。


 凍った道を、私は今日も歩き始める。


 目の前に見える巨大な建物は私が必要とする場所。


 私が今日を生きていくために。


 生きていくために必要なものを得るために。




 もう、いきたくないと思ったなら。


 もう、何も得たくはないと思ったなら。


 気付けば誰もいない虚しさに心が凍えるなら。




 いっそ凍ったままに。


 いっそ閉じた世界に。


 だけど私は、きっと明日も


 この凍えた道を歩くだろう。




 白く染まる息を吐きながら。


 流れぬ涙を流しながら。


 この世界で生きていくために。



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