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凡人枠シリーズ

聖女様の奇跡、タネも仕掛けもございます ~前世が舞台マジシャンの悪役令嬢、断罪の場で種明かしをする〜

掲載日:2026/07/05

聖女様が宙に浮いた瞬間、私は泣きそうになった。


感動したからではない。懐かしかったからだ。


――あれ、前世の私の十八番だもの。


◇◇◇


王立学院の卒業夜会。シャンデリアの下で、私は断罪の真っ最中だった。


「ヴィオレッタ・フォン・アルデンヌ! 聖女リタの奇跡を『まやかし』と侮辱した罪、もはや言い逃れはできんぞ」


第二王子セドリック殿下は壇を降り、ずかずかと歩み寄って、私の鼻先に指を突きつけた。


言いました。確かに言いましたとも。


だって、まやかしですもの。


「殿下。念のため伺いますけれど、私、何と申しましたかしら」


「『あの浮遊、綱の角度が三流』と言ったであろう!」


「まあ、人聞きの悪い。正確には『綱の角度が三流で、見ていて危ない』ですわ。私、事故が心配でしたの」


会場が、ざわ、と揺れた。悪びれないにもほどがある、という顔、顔、顔。


殿下の胸元で、上着が不自然に膨らんでいる。内ポケットに、紙の束。


……あとで使えそうね。覚えておきましょう。


ご説明が遅れました。


私、前世の記憶がございます。


芸名、如月ルナ。舞台一筋三十年の、マジシャンでした。


場末のキャバレーから始めて、最後は一流ホテルのディナーショーまで。


派手な人生ではなかったけれど、拍手だけはたっぷり浴びた。


師匠の教えが、ふたつある。


「手品はな、『これは嘘です』と言ってからやる。世界でいちばん正直な嘘だ」


「タネを明かすのは、その嘘が人を傷つけるときだけにしな」


最期は、舞台の袖だった。出番を待ちながら、心臓が止まった。


幕の向こうの拍手を聞きながら逝けたのだから、上等な幕引きだったと思う。


気がつくと、白い窓口にいた。


「チート適性を測定します。……ゼロですね」


とんがり帽子のずれた係の青年が、申し訳なさそうに言った。


「存じております。私の奇跡は昔から、全部手作りですので」


「……いい心がけです。凡人枠として転生していただきます」


ちなみに帽子がずれていると指摘したら、「衣装は上層部の指定なので触れないでください」と真顔で返された。あの窓口も、苦労が多いらしい。


そうして生まれ直したのが、アルデンヌ侯爵家の長女ヴィオレッタ。


聞けばここは乙女ゲームの世界で、私は今夜あたり、断罪されて国外追放になる筋書きなのだとか。


あら、けっこうなこと。


開演の日時がわかっている舞台ほど、仕込みやすいものはございませんのよ。


この十八年、刺繍と領地の帳簿と、たまの隠し芸で、平和に生きてきた。


平和だったのだ。あの「聖女」が現れるまでは。


◇◇◇


「疑いを晴らすため、聖女リタが今宵、皆の前で奇跡を示される!」


大神官の声が響き、魔導灯が半分に絞られた。


ふうん。まず灯りを絞るのね。


ワイヤーの反射を消すには、それがいちばんですものね。


壇上に、白いドレスの少女が進み出る。


聖女リタ。平民出身、十六歳。潤んだ大きな瞳。


壇に上がる寸前、彼女と目が合った。


リタは、すっと視線を外した。


……あの目、知ってる。


上がりたくない舞台に上がる役者の目だわ。


彼女が祈りを捧げると――ふわり。


その体が、床から三寸ほど浮き上がった。


会場がどよめいた。「おお、神よ」と誰かが叫ぶ。


私は、別のものを見ていた。


左袖の付け根。布が、一直線に張っている。


天井の梁。装飾に紛れた、滑車がひとつ。


舞台袖の暗がりで、綱を引く男の肩が上下している。


浮遊にしては、ずいぶん汗っかきな奇跡だこと。


拍手が起きた。


……今の、お聞きになりました?


三列目の恰幅のいい殿方。皆さまより半拍早く、叩き始めましたわね。


驚く前に驚ける人間は、二種類しかいない。預言者か、サクラよ。


「続いて、聖杯の奇跡を!」


聖杯の水が、緋色の葡萄酒に変わる。


リタの手の甲に、聖痕がじわりと浮かぶ。


純白の鳩が、彼女の背から飛び立つ。


ひとつ。ふたつ。みっつ。


数えるたび、胸の奥が懐かしさでいっぱいになった。


全部、知ってる。全部、やった。


私の三十年が、目の前で「神の御業」として拍手を浴びている。


それだけなら、笑って見ていられた。


でもね。


「見たか、ヴィオレッタ! これでもまだ聖女様を疑うか!」


殿下が勝ち誇る。会場中の視線が、氷の針になって刺さる。


この興行の木戸銭が、私の首というわけ。


客を笑わせるための嘘を、人を裁く刃に使う。


――それは、私の三十年への侮辱よ。


ええ、疑いますとも。


むしろたった今、確信に変わりましたの。


私が口を開くより先に、低い声が割って入った。


「……妙だな」


壇の脇に、長身の男が立っていた。


黒衣に銀の徽章。王国魔術師団長、シリル・イグナーツ卿。


正真正銘、本物の魔法使い。今夜は「奇跡の検証役」として招かれたと聞く。


「浮遊にも、変質にも、魔力の痕跡がない。……何も、ない」


「それこそ聖女様のお力が、人の魔法を超えている証左!」


大神官がすかさず被せた。シリル卿は、納得のいかない顔で黙る。


あら。あの方、ちゃんと「見える」方なのね。


なら、話が早いわ。


私は一歩、前に出た。


「殿下。ひとつだけ、よろしいかしら」


「命乞いか」


「いいえ」


ドレスの裾をつまんで、舞台女優のお辞儀をひとつ。


「種明かしの、お時間です」


◇◇◇


「聖女様の奇跡には、タネと仕掛けがございます。今から、それを証明いたしますわ」


「馬鹿な! 不敬にもほどが――」


「面白い」


遮ったのは、シリル卿だった。


「検証は私の職務だ。彼女の申し立てを、検証の一部として認める。……続けろ」


ありがとう、団長様。あとでうんとサービスいたしますわ。


「では皆さま――お手を拝借」


ぱん、と手を打つ。


その音ひとつで、会場中の視線が私の右手に集まった。


「まず覚えていただきたいの。人はね、見せられた場所しか、見えませんのよ」


右手を高く掲げたまま、左手で髪飾りを抜いてみせる。


誰も気づかなかった。全員、右手を見ていたから。


「これが視線誘導。奇跡の材料、その一」


会場が、ざわりと揺れた。いい反応。


「待て」


手を挙げたのは、シリル卿だった。


「今、左手はいつ動かした。私は見ていたはずだ」


「団長様。それを訊くのは、野暮と申しますのよ」


「……もう一度、やってくれ」


「あとで、いくらでも」


検証役が真顔で食いついたせいで、会場が少し和んだ。存外、可愛らしい方だこと。


「その二。フォルクマー伯爵夫人、失礼をお許しくださいな。――奥様、最近、夜の眠りが浅くていらっしゃいますね? お身内のどなたかの、お体が気がかりで」


客席の伯爵夫人が、扇を取り落とした。


「ま……まあ! どうしてそれを!」


「種を明かします。目元のお疲れと、今夜一度も葡萄酒に口をつけていらっしゃらないこと。それだけ拝見すれば、誰にでも申せますの。歳を重ねた奥様の気がかりは、たいてい『眠り』と『家族の体』ですから」


「聖女様も、同じことを言い当てられた」と、どこかで声がした。


そう。それが「神託」の正体。


「その三は――三列目の、恰幅のよろしい殿方」


例の男が、びくりと跳ねた。


「あなた、拍手がいつも半拍早くてよ。今度からは、皆さまが驚いてから驚きなさいな。仕込みのお客様。私どもの業界では、サクラと申します」


どっと笑いが起きた。


よし。笑い始めた客席は、もう私のもの。


「衛兵! この女を黙らせ――」


殿下が叫びかけた、そのとき。


銀の杖が、こつん、と床を打った。


「検証中だ」


シリル卿の声は、静かだった。


「彼女の発言を遮る者は、検証への妨害と見なす。……それに」


卿は真顔のまま、付け加えた。


「続きが、気になる」


会場のどこかで、噴き出す音がした。殿下だけが、真っ赤になっていた。


「大神官様。先ほどの聖杯を、拝見しても?」


「な……なぜお前などに」


「あら。見せられない理由が、おありですの?」


視線が大神官に集まる。しぶしぶ差し出された聖杯を、私は高く掲げた。


底を、こつんと叩く。軽い音。


ひねる。――かぱり。


「底が、ふたつございます。上の段に水。下の段に、濃い葡萄の蜜。傾ける角度で混ざる仕掛けですわ」


外した底板を、最前列の老公爵にお渡しする。


回覧される底板。広がるどよめき。


物証というのは、いつだって雄弁だ。


「白鳩は、聖女様の左袖に仕込みが。……ああ、ご本人は御存じないかもしれません。衣装の仕込みは、支度係のお仕事ですもの。鳩は賢い子でね、暗くしておくと、じっと動かないんですの」


リタの肩口を、扇で示す。


純白の生地に、うっすらと羽粉。


「聖霊にしては、ずいぶん羽毛の抜ける御方だこと」


リタが「え……」と、自分の袖を見た。


……この子、鳩の仕込みは知らされていなかったのね。


役者にまで、台本の全部を見せない。ずいぶん用心深い興行主がいたものだわ。


「で、では聖痕はどうなのだ!」と殿下。


「あれは彼女自身の手技。――詳細は、申し上げません」


「なぜだ!」


「真似た誰かが、手を傷めますもの。タネにはね、墓場まで持っていくべきものがございますの」


会場が、意外そうにざわめいた。


「それに、タネを明かすのは、その嘘が人を傷つけるときだけ。私の師匠の教えですの。傷つけているのは彼女の指先ではなく……別の何かですわ。ねえ、大神官様?」


大神官の額に、汗が浮いた。


「仕上げに、予言をひとつ」


私は声を張った。


「このあと聖女様は、もう一度浮かぼうとなさいます。合図は、大神官様の咳払い。灯りが絞られ、三つ数えて、左袖が吊り上がる」


会場が、しん、と静まり返った。


全員の目が、大神官の喉元に集まる。


大神官は――咳払いを、飲み込んだ。


三十秒。一分。


何も、起きない。


「……あら。今夜の奇跡は、もうお休みですの?」


爆笑が、シャンデリアを揺らした。


「種は簡単。今夜の奇跡は三度とも、大神官様の咳払いの直後に始まっておりましたの。指揮者が黙れば、楽団は音を出せませんものね」


シリル卿が、静かに言った。


「補足しよう。神殿の公式記録では、聖女の奇跡には必ず『聖光の残滓』が残る。魔力でなくとも、世界に触れた力の痕は、消せない」


卿は、壇上をまっすぐ見据えた。


「今夜この会場に、その痕はひとつもない。あったのは布の擦れる音と、滑車の軋みだけだ。……彼女の説明と、完全に一致する」


本物の魔法使いのお墨付き。これ以上の検証があるかしら。


「こ……これしきのこと、詭弁だ! 聖女様のお力は本物で――」


そのとき、壇上でリタが動いた。


自分の左袖を、両手で握りしめる。


びり、と布の裂ける音がした。


細い金具と、銀の糸が、床にこぼれて鳴った。


「……もう、いやです」


かすれた、小さな声だった。


けれどそれは今夜はじめての、台本にない言葉だった。


……ええ。ええ、そうよ。


よく言えました。


「最後に。殿下」


私は、蒼白の断罪者様に向き直った。


「懐のお紙、落とされましてよ」


扇の先に挟んだ紙束を、ひらりと掲げる。


殿下が慌てて懐を探った。――ない。


「い、いつの間に……!」


「先ほど、私の鼻先に指を突きつけられたときに。人間、指先に力を込めているあいだ、懐はお留守になりますのよ」


紙束を開く。読み上げる。


「『一の鐘で浮遊。二の鐘で聖杯。ヴィオレッタが騒いだところで断罪の宣告』……あら。今夜の進行表ですわね。この几帳面なお筆跡は、どなたかしら」


「……大神官の署名がある」


紙を検めたシリル卿の声が、一段低くなった。


「殿下。あなたは渡された筋書きを、読み上げただけか。――書いた者の身辺は、検めさせてもらう」


会場の空気が、音を立ててひっくり返った。


◇◇◇


「わたし……わたしは、言われたとおりに、しただけで……」


リタが壇上にへたり込み、細い肩を震わせた。


会場の憎悪が、今度は彼女に向かいかける。


――それは、違うのよね。


私は彼女の前に膝をつき、その手を取った。


手のひらに、古い火傷。指先に、硬いワイヤーだこ。


……この手、知ってる。売れなかった頃の私と、同じ手だ。


「皆さま。この娘の技については、これ以上申しません」


「なぜだ!」と誰かが叫ぶ。


「同業者ですから」


私はリタの手を、皆に見えるように掲げた。


「ご覧ください、この鍛え抜かれた手を。この娘は孤児院から拾われ、来る日も来る日も『奇跡』を仕込まれた。台本を書き、仕掛けを作らせ、奇跡の看板で寄進を巻き上げた興行主は――別におります」


大神官が、じり、と後ずさった。


「逃げ道の算段でしたら、およしになって。ここから先は、私の舞台ではございませんの」


シリル卿が頷き、近衛が動いた。


「あとは法と、裁判所のお仕事ですわ」


拘束されていく大神官。取り巻きの貴族たちの逃げ足。


蒼白の殿下が、途切れ途切れに言った。


「ヴィオレッタ……その、婚約は……」


「破棄、でしたわね。ありがたく頂戴いたします」


私は極上の微笑みで、最後のカーテシーを決めた。


「王子妃の座より、立ちたい舞台がございますの」


それから、まだ震えているリタの耳元に、そっと囁いた。


「さっきの一言、よく言えました。……あれが、あなたの初舞台よ」


濡れた目が、見開かれた。


「あなたのワイヤーさばき、天才的よ。ねえ。嘘を『嘘です』と申し上げてから見せる仕事が、この世にはあるの。興味ない?」


濡れた目が、ゆっくりと私を見上げた。


◇◇◇


夜会のあと。バルコニーで夜風に当たっていたら、黒衣の団長様がいらした。


「見事だった」


「あら。本物の魔法使い様に褒められるなんて、光栄ですこと」


シリル卿は手すりに寄りかかって、しばらく黙っていた。


ぽつり、ぽつりと話す方だった。


「俺は、生まれつき魔力があった。杖を振れば火が点く。……努力というものを、したことがない」


「まあ、贅沢なお悩み」


「今夜、初めて見た。魔力もなしに、奇跡を起こす人間を」


卿は私を見た。検証役の目ではなかった。


「あれは、どれだけ練習した」


「浮遊の綱回しだけで、三年ですわね。鳩には七年、噛まれ続けましたし」


「……三十年、か」


卿は、ふ、と笑った。ひどく不器用な笑い方だった。


「率直に訊きたい。なぜ、最後まで明かさなかった。あの娘の技まで暴けば、君の潔白はもっと早く固まった」


「嘘つきの世界にもね、仁義がありますのよ」


「……君は、自分を断罪しかけた娘を庇った」


「庇ってなどおりませんわ」


私は扇を、ぱちんと閉じた。


「スカウトしたんですの。あの腕を潰すのは、業界の損失ですもの」


卿はしばらく私を見て、それから言った。


「俺の魔法より、君の嘘のほうが、人を笑顔にする」


……あら。


あらあら、あら。


三十年舞台に立って、こんなに効いた口説き文句は初めてよ。


「それと、これは検証役としての提案だが」


「はい?」


「君が劇場を建てるなら、魔導灯を無償で提供したい。あと、防火の結界と、客席の椅子と、夜道の護衛と」


「……団長様。それは劇場へのご支援ですの? それとも、私への口説きですの?」


「区別が、つかない」


卿は少し考えて、それから真顔で言い直した。


「君の立つ舞台を、丸ごと守りたい。……そういうのは、何と呼ぶんだ」


この方、舞台の上の嘘は見抜けても、ご自分の気持ちには題名をつけられないらしい。


◇◇◇


後日談を、少しだけ。


大神官は横領と詐欺で裁判待ち。私室からは、寄進の分配帳まで出てきたそうだ。神殿に七割、残りは王子派のお歴々へ。


殿下ご本人の名が帳面になかったのは、せめてもの救いね。それでも、渡された台本を疑いもせず読み上げた責任は残る。謹慎の上、継承順位の見直しだそうだ。


台本を疑わない主役は、舞台を降ろされる。どの世界でも、同じこと。


困ったのは、民だった。


「奇跡は嘘だった」――その報せに、神殿の前で泣き崩れる人々がいた。


病の子を抱えた母。出征する息子を見送る父。


奇跡は嘘でも、すがった祈りは本物だったのだ。


タネを明かした者には、明かした後の責任がある。


だから私は、広場に小さな舞台を建てた。


開演前に、必ず言う。


「これからお見せするのは、手品です。タネも仕掛けもございます。――それでも今夜だけ、夢をご覧に入れますわ」


嘘だと知っていて、人は笑う。泣く。手を叩く。


手品は、世界でいちばん正直な嘘。


師匠。あなたの教えは、異世界でも通用しましたよ。


助手は、元・聖女のリタ。ワイヤーの天才は今日も、高いところで得意げに笑っている。


そして最前列には、いつも黒衣の常連がひとり。当劇場、いちばんの後援者様だ。


非番のたびに最前列に座り、手品のタネを大真面目に推理しては、毎回外している。


本物の魔法使いなのに。


千秋楽の夜、その常連が楽屋に花束を抱えてきた。


「次の舞台の助手は、決まっているのか」


「あら。ご応募ですの? 団長様」


「助手では、足りない」


花束の陰で、常連様は大真面目に言った。


「最前列も、楽屋口も、君の隣も――生涯ぶん、予約したい」


私は扇を開いて、顔の下半分を隠した。


三十年のキャリアも、こういうときの顔の作り方までは、教えてくれなかったのよ。


「……考えておきますわ」


手品は、正直な嘘。


でも、この頬の熱だけは――タネも仕掛けも、ございません。


(了)

お読みいただき、ありがとうございました。


凡人枠シリーズ、今回は「舞台マジシャン」です。手品は「これは嘘です」と言ってからやる、世界でいちばん正直な嘘――そう思いながら書きました。


同じ世界の、断罪をお仕事でひっくり返す悪役令嬢たちの物語もあります。


・『悪役令嬢、横領の濡れ衣で断罪されましたが、その帳簿、足し算から間違っています』(公認会計士)

・『悪役令嬢、断罪されたので謝罪します』(百貨店クレーム対応部長)

・『悪役令嬢、断罪されたので反対尋問します』(弁護士)


ブックマーク・評価・感想が、次の舞台の幕を上げる合図になります。

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