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桑畑博士と科学の時間  作者: ココチュ
桑畑博士の無限ループ
6/60

桑畑博士と多重宇宙2

 見つけてくれてありがとうございます


 Twitterから来てくれた皆さん、ようこそお越しくださいました

 桑畑博士はその多重宇宙から博士を連れてくるマシンを試運転の間も置かずに起動させてしまった。

「ふむ。実験は成功じゃな」

「いや。この世界の儂は成功して他の世界の儂は失敗じゃな」

 いきなり桑畑博士が二人になった。

 更に10秒して二人居た桑畑博士が四人に増えた。

「いや、現地にも儂は居る物と見とるぞ」

「マイナス儂の二乗じゃ。プラスに転じておるじゃろう」

「取り合いしてるだけじゃ気に病む事はないぞい」

「そそ。銭湯の靴の履き間違いみたいなもんじゃ。最後の奴は銭湯のオヤジじゃ。問題無い」


「ヤバイぞみんな逃げて!」

 突如北枕助手が全員に呼びかけ、全員猛ダッシュで研究所の外。というかグラウンドに駆け出した。

 研究所の全貌は海からそそりたつ崖の上に有るオーソドックスな学校の校舎そのものだ。

 グラウンドもそのまま残っており、何やらたまにそこから宇宙にモノが打ち上げられる。

「何がヤバイのよ北枕くん」

 肩で息を切ってケイコ助手が聞いてくる。

「ああ。確かにヤバイなこれは」

 長官が見ている先の職員用玄関から昇降口から桑畑博士が溢れて踏まれて押し潰されてはみ出して来る。

「ゲェ!」

 ワンレンコケティッシュバデーのケイコ助手が、見た目に似合わない声を上げる。

 多重宇宙から博士を連れてくるマシンは、約5分して増殖した博士自身に押しつぶられて停止した。


 本来連れて来られた博士は計算によると1,073,741,824人ではあるのだが、そこは博士同士の取り合いが発生したようで、約5万人の博士が発生し、圧死等により絶命した博士が6200人、重軽傷を追った博士が26000人出た。

 また何名かの所員が逃げ遅れ、博士の合間で横死している。

 死んだ所員は後々対応するとして、博士は博士同士をひょいひょい手当てし、それでも手の空いた博士が長官の元に詰めより、長官に声をかけた。

「さあ、儂がこんなに増えたぞ。何をして欲しいんじゃ?」


 博士無限増殖事件の後にも拘わらず、博士自身はマイペースである。

 読んでくれてありがとうございます

 もし良かったらブックマーク、評価、いいね、感想、レビューなど頂けましたら嬉しいです

 

 只今連載中

 犢端高校勇者部活動記録   https://ncode.syosetu.com/n0115ie/


 爆笑!元朝秘史

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 素人集団!!国家連邦政府宇宙軍第6艦隊奮闘記

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各種短編

 伯爵閣下がホラ話で領地を盛り上げてみるようですので発表します

https://ncode.syosetu.com/n0773gs/

 

 精霊だらけインタビュー

https://ncode.syosetu.com/n9175hv


 SS 家元になろうよ

https://ncode.syosetu.com/n4840hw/


 なども書いております。宜しかったら見て行ってください


Twitterやってます。@kokochu539です。

大したことはしていませんが、フォロバは確実です。お気軽にどうぞ

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