激闘!クローン軍団1
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にらみ合いといがみ合いをしていたクローン軍団が遂に衝突を始める。先に戦端を開いたのは戦闘用北枕だ。整列しそこいらのドアやらを外した盾持ちを先頭に突撃を始める。
それを汀クローン部隊が当初は投石器で、更に長めの棒を突き出して応戦する。
この段階で両軍共銅や鉄を加工する技術は無い。したがってまだ落ちている棒や木切れに石ころが武装の全てだ。
両軍共ダメージを受けたクローンが泣き叫ぶような声をあげては後退し、新鮮なクローンが替わって前に出る。怪我人は多いが死傷者は少ない。まだ武装が棍棒と投石だけだからだ。
この膠着した状況を両軍は共に打破する事になる。桑畑博士の後方に控えた北枕助手のクローン達が遂にロングボウを、クローン北枕軍団がクロスボウを開発。
更にお互い磁石で砂鉄を地道に集め、鉄の槍等が配給されていた。
いよいよ死者が増え出すのだが、お互い何故か危機感は無い。どうせクローンだからなのだ。
ちなみにクローン北枕軍団のクロスボウと桑畑博士亡命軍団のロングボウの対決はロングボウに分が有った。
元研究所と北枕助手の木のお家は僅か500メートルしか離れていない。そこに布陣して整列すれば、お互いの先端の距離は僅か150メートル。これはクロスボウの飛距離250メートルに対してロングボウの飛距離200メートル。接近し過ぎていたのだ。
こうなると横に張り出したクロスボウより密集して放てるロングボウの方が有利なのである。
徐々に前進を始める桑畑博士亡命軍団の汀秘書官のクローン。
ところがそこに遂に登場した武器がある。
乾いた破裂音と共に次々クローン汀が頭を、心臓を腹を撃たれて倒れて行く。
先込め鉄砲が戦場に登場したのだ。次々と撃ち取られる汀。
「血まみれの私も亡骸の私も美しいわ!」
汀がまじまじとクローンの遺体を眺めて呟いた。
「あんた、本気でそう思ってるの?」
ケイコ助手の突っ込みは何故か恍惚に酔ってる汀には届かない。
「うむ。いかんのう、敵は鉄砲を使い始めたぞい」
「博士、ご安心ください」
正面のある程度の汀クローンが倒された奥から、大砲兵の汀クローンと同じく先込め鉄砲の汀兵が登場する。
隊長汀の「放て!」の号令一過、徹甲弾が飛んで行き、次々敵の北枕クローンを吹き飛ばす。炸裂しないその砲弾は転がっては一直線に敵を凪払う。
「カノン砲か。やるのう北枕君。まだ戦えそうじゃな」
「はい博士、まだ負けては居ませんよ」
それに武装の開発に勤しんでいた北枕クローンが呼応する。
「ハイ、ハカセ」「ハイ、ハカセ」「ハイ、ハカセ」「ハイ、ハカセ」「ハイ、ハカセ」「ハイ、ハカセ」「ハイ、ハカセ」「ハイ、ハカセ」「ハイ、ハカセ」「ハイ、ハカセ」「ハイ、ハカセ」「ハイ、ハカセ」「ハイ、ハカセ」「ハイ、ハカセ」「ハイ、ハカセ」「ハイ、ハカセ」「ハイ、ハカセ」「ハイ、ハカセ」「ハイ、ハカセ」「ハイ、ハカセ」
「ええいお前らは鬱陶しいわ!」
これにはさしもの桑畑博士もご立腹である。
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