北枕助手研究所1
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北枕助手の家は完全な木である。幹は並みの家の大きさよりも太く、ドアやなんかもついている。
その中に沢山の部屋が有る。
「こんなもの作っていたのね」
「はい。これが新しい僕の家ですよ。ついでにここを研究所にします」
「北枕さん、お手伝いしますわ!」
「ありがとうございます。では家も出来たので一番手っ取り早いダイヤを作る落花生を作りましょう」
「ダイヤ!?でも何で落花生?」
「はい、ダイヤモンドの重さに耐えるなら地下で育つ方が良いでしょうから」
「芋類はダメなの?」
「それ。引き抜けなくなりそうで」
二人してあれこれ言いながら新しい種を畑に植える。割と良い雰囲気だ。
「北枕さん、どのくらいで出来るのかしら?」
「待てないでしょ?一時間で出来ますよ」
「まあ素敵ね!」
ケイコ助手はワクワクしながら一時間を待った。
「こんなに沢山、私の為に」
「いや。誰かの為じゃないよ。もっと沢山の人にお腹いっぱいになって欲しいだけだよ」
「んもう」
ケイコ助手のイラッとした顔に気づいた北枕助手が慌てて言い直した。
「いや。ケイコさんの為……だよ」
「今更遅いわよ」
とか甘めな話している内に一時間なんかあっという間だ。
花が咲き、その実が地上に着いて、埋まって落花生となるのだ。
「ああ、落花生ってそう言う意味だったのね」
ケイコ助手がはたと手を打ちながら言い出した。
「ええ。花が落ちて生るから落花生です。これならダイヤモンドが重くても平気ですからね」
ケイコ助手が無造作に落花生を引き抜き、我慢がならないかのように殻を剥くと、中にはダイヤモンドが2粒入っている。
「あら?ダイヤモンドの中に有るこの黒い染みは何?」
「あー。種子の名残ですね。そこから芽はでませんけどどうしても残ってしまうみたいです」
「えー。大粒ダイヤじゃなくなるじゃない」
「仕方ありませんよ。カッティングマシーン、作ってきたら良いですよ。専門でしたよね」
ケイコ助手は落花生を幾つかむしって「そうするわ」と残して駆けて行った。
そこに入れ違いに防衛長官と汀秘書官が北枕助手のもとにやって来た。
「やあ北枕さん、凄いではありませんか」
長官が和やかにおべんちゃらを言う。北枕助手はそのおべんちゃらに慣れていない。
「はあ。ありがとうございます」
「北枕さんその調子で生物兵器用意してくれたらなぁ。アハハ」
「ああ。良いですよ」
「無理か……え!?」
「生物兵器ですよね?良いですよ」
「おおお!ありがとうございます、いつ頃出来ますか?」
「まあ3日も有れば」
北枕助手に禁忌の兵器開発の依頼が降りる。
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