宇宙への挑戦3
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超ひもワープはほんの一瞬で終わった。
ワープした本人に言わせると、今までと急に風景が変わったと言うべき所ではあるが、外から見ると今まで居なかった所に突如駆逐艦が現れるという理屈に合わない現象が発生するのだ。
レーダーを見ていた北枕助手兼副艦長が声を上げる。
「レーダー感飽和状態、敵艦、黙視にて無数!」
「よし!たまえちゃん、一次元バリアじゃ」
「はーい。ポチっとな」
たまえがボタンを押すと駆逐艦時雨が敵の目からは消えたように移った。
いや正確には消えていない。一次元バリア。それは三次元半の世界の駆逐艦を切り取り、一次元、つまり1本の厚みも高さも無い棒になって攻撃を躱すタイプのバリアなのだ。
しかし中に居る乗組員達は何も変わらない。棒だと身動き取れないからだね。
ドゥベ星人の無数に居る艦船が攻撃を仕掛ける。用意は万端だ。ホログラムで艦船が有るように見せているからだ。
敵の攻撃はホログラムを通過し、向こう側の敵に当たっていく。半ば自滅である。しかし艦船無数という状況は伊達ではない。目の前にはまだ大量の宇宙艦船が蠢いている。
「ふむ。全砲門開け。とりあえず片っ端沈めようかの」
桑畑博士の司令にかなえ砲術長が答える。間違いなく全砲門を開いている。
「主砲はビーム装填、エネルギーチャージ次第放て、魚雷には普通ので良いわ。機銃台座は連射性が高いレーザーを装填。どんどん撃って!煙突にも武装が有るのね。良いわ。放ちなさい。次弾装填後発射!」
次々吹き飛ぶドゥベ星人の艦隊はまさに壮観、圧巻だった。
「アハハ博士、スペクタークル!」航海長の汀さんも受かれている。
しかしこんなの持って3分くらいで終わりだ。だんだん退屈にもなってきてしまう。
「撃て撃て放て。飽きましたぁ」
「あたしも~」
「博士、そろそろお次の作戦を繰り出すべきかと思います」
超ひもワープの操作から帰って来たケイコ助手が博士に申し添える。
「うむ。そうじゃな。恒星ドゥベごとこの宇宙艦隊を飲み込んでしまうか。ブラックホール開け!」
「博士!それはダメですよ!」
汀が止めだてするが、かなえちゃんがブラックホール弁を最大展開し、早くも次々敵艦隊及び恒星ドゥベを丸飲みにしてしまった。
「うわぁ!なんてこったい!ドゥベは大熊座α、北斗七星の柄杓の先端の星だから北極星を見付ける星なのに。世界中が仰天しますよ」
汀が止めた理由を話し出した。
皆静まり返っていたが、たまえちゃんが汀を慰めた。
「汀お姉さん、大丈夫だよ。ほらみて、まだ宇宙には沢山の星が並んでるよ。ベテルギウスもミザルもベントナッシュも。一つ位平気だよ」
たまえちゃんが悪辣な笑みを浮かべて続けた。
「このマシーンの前ではな!」
「ワハハ、そりゃ儂のセリフじゃぞい」
皆がワイワイ言う中、汀がしょぼくれてケイコ助手はただ一言「す……凄い」と呟いた。
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