宇宙への挑戦2
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「ねえ汀お姉さん、ドゥベってどんな星なのかしら?」
とっさに出てきたかなえちゃんの疑問に汀航海長が答える。
「ドゥベってのは俗に言う北斗七星の一角の星よ大熊座αよね北極星を見付ける星にもなっているわ」
普段と違って雑な言い様が無いのはやはりお姉さん風吹かしているのだろう。
「ああ、その星?」
「ええ。この星ですら地球からは120光年離れているわ」
それを聞いたたまえちゃんが頓狂な声を上げた。
「それって光の速度で向かっても120年もかかるよ、博士。私135歳になっちゃうよ」
「ハハハ。確かにそうじゃな。そこで」
「おお!核融合エンジンで超光速移動ですかな?」
長官の盛り上がりを桑畑博士が制止する。
「馬鹿者!」
「バカねお父さん」
「パパばかもの」
丁寧に娘達が続ける。
「忘れたのかね。非核三原則じゃよ」
「どんなエンジンで加速しても光速は越えないわ」
「以上二点でパパばかもの。それに2倍速くしても75歳だよ」
たまえちゃんが長官の頭を撫でながら言う。基本的に家族仲は良好な家だ。
「そこで時雨の先端に取り付けたブラックホールの出番じゃよ」
「え?博士、でもブラックホールに吸い込まれていませんよ」
汀の疑問に桑畑博士がさらりと答える。
「うむ。最初からブラックホールはそれが引き起こす重力を無効化する物質で囲われておるのじゃ」
良く分かっているのかいないかのような返事が並ぶ。
「そのブラックホールが集めた何等かの物質の素粒子がきっとドゥベのそばにあるぞい。今それをケイコ君に探して貰っておるのじゃ。見つかり次第宇宙ひもワープを始めるぞい」
「なるほど?」
やっと出た汀の回答がこれだ。
「博士、私が相手ならその星の周りに大部隊を置いてまちぶせるなぁ」
「ハッハッハ。全くその通りじゃな!戦闘準備は宜しくの!」
2人が返答をするより先にケイコ助手が無線連絡を寄越してきた。
「見つけました。ドゥベ第6惑星近辺です」
「フフフ、最高のロケーションじゃな。ではそこへ超ひもワープしてしまおうか」
たまえちゃんとかなえちゃんがもたつく間も無くケイコ助手から「分かりました」と、簡単な返答が無線越しに帰ってきた。
「こりゃ確実ね」
「だね。お姉ちゃん」
2人がおおあわてで戦闘準備を開始する。
先端に取り付けたブラックホールに、12.5次元先のドゥベ第6惑星近辺もあるのだという。
そこに向かう為に頭から駆逐艦時雨を反転させながら入り込んで行く様は、なかなか不気味としか言い様がない。しかし、現状その様子を見る者など居はしない。
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