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99 回復魔法

「ええぇぇぇぇぇぇ!」

「え? え? あら? あらまぁ……」


 ドリル嬢が俺の治療済みという言葉を聞いて驚愕の声をあげ。

 さらに、ベッドの上で上半身を起こしたドリル嬢の姉らしき人が、自分の体を動かしてあらあらまぁまぁと驚いている。


 その姉の様子を見てからドリル嬢は、俺が座っているソファーの方へ駆け寄って来て、対面の席へと座った。


 そしてお姉さんっぽい金髪の美人さんもその後ろに続いてゆっくり歩いてきた……あれ?

 良く見たらこの人、こないだ梅ジュースの毒見をしたメイドさんじゃね?

 あの時は線の細い人だなぁと思ったけど、寝間着だと痩せ過ぎなのが分かるな。


 ドリル嬢の姉がメイドをやっていたのか? ゴッコ遊びか何かをしてたのかねぇ?


「ちょ、お姉様!? ベッドで寝ていなくて大丈夫なのですか?」


 ソファーに辿り着いてから姉の動きに気付いたドリル嬢が、大きな声を姉に対して向けている。


「ええドリーちゃん、すごく楽になって足も良く動くわ……教会のお偉い司教様に魔法で治して貰った時と同じ感じだわ……でもそのしばらく後にまた元に戻ってしまったんだけども……」


 ドリル嬢の姉が、ドリル嬢の隣に座りながらそんな事を言っている。

 回復魔法って理不尽だよね、正直何で治るのか意味が分からんもん。


「えっと、ゼン、感謝するわ、お姉様を救ってくれてありがとう」


 ドリル嬢が頭を下げてお礼を言ってくる。

 お貴族様って言葉で感謝しても頭までは下げない物だと思うんだけどね、それだけ大事な姉なんだろう。


「ええまぁ、お世話になっているドリル様の身内のお方みたいですから……でも、魔法の事は大っぴらにしないでくださいね」


「勿論よ、恩を仇で返すような事はしないわ」


「えっと、ゼンさん、一時的とは言え体が楽になりました、ありがとうございます」


 ドリル嬢の姉もソファーに座りながら頭を下げてくる、ドリル嬢の姉ならお貴族様だよね?


「いえ、まだ完全に終わっていないので、少しお話良いですか?」


「え? どういう事ゼン!? お姉様は治ったのよね?」

「やっぱり私は不治の病なんですね……」


 うん、そこの姉妹、話をしたいと言っているんだから話をしようぜ?


「落ち着いてくださいドリル様、執事さんに聞いた話をもう一度確認したいんですが――」

 そう切り出した俺は、ドリル嬢に姉の症状やら、それに至った経緯を確認していく。


 ……。


 ……。


 ――


 ……ああうん、そうね……やっぱりというか……。


「え? つまり×××医師が悪意を持ってやっていたとゼンは言うの? そんなはずは‥‥‥」


「そんな……×××医師は親身になって懸命に私を治療してくださっていたわ、彼が持ってくる秘薬によって一時的にではあるけれど体が楽になりますし……」


 ドリル嬢と姉は俺の予想に否定的なようだ。


「いえドリル様、患者に対しての悪意はないと思います」


「そうよねゼン、公爵家の実家には悪意を感知する人材や、嘘を見破る能力を持った人間もいるわ、×××医師も姉に毒を盛っていないかの質問をそれらの人材がいる場所で聞かれているはずだし……」


「そうね、×××医師は私に優しかったですよ? ……ちょっと言動がきもい時もあったけど……」


「でも、お姉さんの治療のためと言って、食事内容に口を出しているのは彼なのでしょう?」


「ええ、姉の病気はそうしないと治らないと言っていたし、実際に×××医師が持ってくる秘薬で姉様の症状は軽くなるので、言う事を聞いているわ」


「私の食事もちゃんと毒見されてますので問題はありませんよ?」


「それでほぼ白米の粥のみで暮らしていると?」


 東の国からの輸入品で米はあるし、この国の一部の地域でも米は作っているんだってさ、小麦より高いらしいけど。


「珍しい病にかかっている姉様にはあれが良いらしいわね」


「味もありませんし美味しくはありませんが……それも自分のためだと思って食べています……こちらに着いた時に久しぶりに普通の食事をとったら医師に怒られちゃいましたっけ……」


 話を聞けば聞くほど、医師に対してムカついてくる。


「じゃぁその嘘を見破る人材の前で、あの医者にこう質問してください、『お前の指示した食事のせいで患者が苦しむのを理解しているのか?』と」


「え? ゼンそれって……いえでも姉に対する悪意はなかったと報告が」

「×××医師が? そんなはずは……」


 そりゃ悪意がないなら善意でやっているんだろうさ。


「あの医師とドリル様のお姉さんが結婚出来る可能性ってありますか?」


「はぁ? 身分や年齢的にそんな事は……いえ……もうあと15年くらいたっても姉様が虚弱なまま行き遅れたら、ない話ではないわ……そんな事を聞くという事は?」


「ドリーちゃん、姉に対して行き遅れとか言わないで、今の私はまだ15歳なのよ?」


 姉の方は医師のどうこうより行き遅れという言葉に反応している。

 結構気にしているのかもしれない。


「実は俺って〈悪意感知〉スキルも持っているんですが、あの医師はそこのお姉さん以外に悪意を持っていたんですよね、つまり、お姉さんにすごい執着している可能性が大です、仲の良い姉妹の妹にまで悪意を向けているんですから」


「〈光魔法〉だけでなく〈悪意感知〉まで……ゼン、ちょっと貴方優秀すぎないかしら……」

「お婿さん……」


 ドリル嬢は俺の予想より、俺の能力が気になるようだ。

 そしてお姉さんは一言だけお婿さんと洩らして唾を飲みこんでいる……お婿?

 ああ! 医師が貴方を狙ってたって事に気付いてくれたのか。


「ドリル様のお姉さんの言う通り、あの医師は公爵家に婿入りするか、もしくは一生専属の医師として側にいるために、お姉さんの体調が悪いままを維持していた可能性が高いです」


「そんな……そんな事が……でもゼンは守竜様のお知り合いだし、どちらを信じるかと言われると……」


「……確かに×××医師には感謝していますが、私を見る目がちょっと怖いと思った事はあります、なので必ずお付きのメイドや護衛が側にいるようにしていたのですが……だとすると秘薬というのは?」


「ただの栄養補助だと思います」


「えいよう?」

「エイヨー? 掛け声か何かかしら?」


 ああ、まだ栄養の概念がないから言語翻訳が上手く働かなかったのか……栄養不足なのに回復魔法で治っちゃうのがおかしい世界なんだとも思うけどな。

 ファンタジーだよなあ本当に。


「あーっと、ご飯は色々な物を食べないといけないって話で、秘薬がどんなものか知りませんが他の食い物を加工して成分を凝縮した物なんじゃないですかねぇ?」


「あの苦くて酸っぱくて色もグロいものが、薬ではなく食べ物だったの?」


「そんな……お薬だと思って我慢して飲んでいたのに……それならここに最初に来た時に食べた果物の方が百倍は美味しかったのに……」


「まぁ、今言った話やらを踏まえて医師に質問してみてくださいよドリル様、その嘘を見破る能力持ちのいる所でね」


「それは、ううんと……実家に送らないといけないし、もしそうするのなら医師を拘束して送らないといけないから……ねぇゼン? 悪意がないのにお姉様を苦しめるという事がどうにも納得出来ないのだけど、どういう事か説明できるかしら?」


「確かに! さすがドリーちゃん、鋭い質問だわ」


 ……どうにもドリル嬢のお姉さんは自分の事なのに呑気というか……まるでドリル嬢の方が姉に見えてくるね。


「お姉さんにとって自分が側にいる事が最善で幸せであるから、そのために多少苦しい思いをしても結果的に幸せになるのだからいいだろう? という善意で動いているんじゃないでしょうか、体が元気になったら他の貴族の嫁とかにいきますよね? 自分以外の男の元へ行く事は不幸になると心底思い込んでいるのだとしたら……あり得ない話ではないです」


 ようは、ストーカーの理論だと思えばまぁ……日本というか地球にはそんな話がゴロゴロしているからな……。


「そ! そんな事が……あり得るの? いえ……そういえば少し前にそんな事件があったような?」


「×××男爵の話ね! 職場の知り合いの婚約者に横恋慕して、その知り合いに決闘を申し込んだのよね、女性にはきっぱり断られているというのに……あれはワクワ……痛ましい話だったわね」


 ……お姉さんがこの世界のストーカー的な者による事件の話を語ったが、今ワクワクとか言い掛けませんでした?

 芸能人のスキャンダルニュースを楽しむ主婦か何かかな?


「もし医師を遠くへ送る必要があって不安だと言うのなら、結果が出るまで俺が〈光魔法〉の使い手としてこの街に待機していてもいいですよ?」


「それはありがたいわゼン! お願いしていいかしら?」


「ええ勿論ですドリル様」


「ありがとう、では……爺!」


 ドリル嬢の鋭い呼び掛けに頭を下げて応えると執事は部屋から出ていった。

 えっと、たぶん医師を拘束しに行ったのかな?


「ありがとうございますゼンさん……いえ、ゼン様……」


 ドリル嬢のお姉さんが俺を見つめながらお礼を言ってくる。


 いやまぁ知り合いの身内を助けるためだから……ってちょっとお姉さんの顔が赤いね。

 治療したとはいえ体はガリガリに瘦せ細っていて弱っているからなぁ、熱でも出たのかもしれない。

 帰る前に回復魔法をもう一度かけてあげた方がいいかな。


「いえ、他ならぬドリル様のお姉さんですから、それと俺が〈光魔法〉を持っているからと言って様付けはいらないですよ?」


「アイリーンです」


「え?」


「私の名前はアイリーンです、お姉さんではありませんよゼン様」


 あ、ああ、アイリーンさんね、えーと。


「畏まりましたアイリーン様、それと俺に様付けはやめて頂けると……」


「……ドリーちゃんに愛称呼びをしているのなら私もそうあるべきです……アイリーンでなくアイリとお呼びくださいゼン様」


 うん、このお姉さん……アイリーンさん俺の話を聞いてくれねぇ……。


「ではアイリ様と、そして様付けはやめて頂けると……」


「アイリ」


「え?」


「様は付けなくていいです、ゼン様」


 自分は様を付けて来るのに俺には様を付けるなと言う……俺はドリル嬢をチラっと見るも、顔を横に振られてしまった……助けは来ないらしい。


「いえ、さすがにお貴族様相手に呼び捨てはちょっと……申し訳ありませんアイリ様」


「それなら私は今日からメイドのアイリちゃんです、なのでゼン様も気軽にアイリもしくはアイリちゃんとお呼びください」


 もう意味が分からないんですけどぉ!? もう一回ドリル嬢に救援を。


「ドリル様も助けてください、さすがに意味が分かりかねるのですけど……」


「あーうん……お姉様は頑固なので一度言い出すとね……表で呼び捨てしなければ問題ないから……お姉様がメイドの格好をしている時だけでもそう呼ぶという事で……いかがですか? お姉様」


「いいわねそれ! さすがドリーちゃん、ではそういう事でよろしくお願いしますね? ゼン様」


 ……俺への様付けには一切の言及がなかった。

 ドリル嬢は味方ではなかったらしい、しょんぼり。


 仕方ないので話の流れを強引に変えてしまう事にした。


「……ではアイリ様にドリル様、これからの食事の仕方なんですけど、弱っている体に急に普通の食事をするのは良くないですので、まずは――」

「ふんふんなるほどー? ゼンの言う通りに――」

「真剣にお話をするゼン様も可愛らしいですわ……やはり……――」


 おいこらそこのアイリ様、君のご飯の話をしているんだからちゃんと聞いてくれよ、ドリル嬢の方が真剣に話を聞いてくれてるじゃんかよ……。


 まぁしょうがない、異世界日本の栄養剤あたりと回復魔法を併用して様子を見るかねぇ。


 日本だったら栄養不足というか……たぶん脚気に近い物なんだが。


 それに対してそんな処置をしていたら怒られそうだけども、ここはファンタジー世界だからな、魔法が意味不明に便利なんだよね。

 治療というよりも治っているという結果を引き寄せるというか……ほんと魔法は謎がいっぱいだわな。


 ……。


 ……。


 ――




 side 姉妹


 姉妹のいる部屋から帰る前にと、もう一度〈光魔法〉による回復を姉に使った男が帰っていく。

 そうして、しばらくしてから執事も部屋に戻り、短い報告を告げてきた。


 そして妹が同じソファーに座る姉に向けて言葉を放つ。


「それでお姉様、どういうつもりなのですか? 急にゼンを様付けしたり愛称呼びを押し付けたり」


「それはねドリーちゃん、ゼン様の表に出さない私への好意に報いるためよ!」


「はぁ? 意味が分からないのですが……」


「だって考えてみてよドリーちゃん、教会の司教様クラスの〈光魔法〉よ? 多少なりと親しいドリーちゃんでも助けない可能性が高いのに、お話をした事のない私に、世間にバレる危険を冒してまで助けに来てくれるかしら?」


 姉の言葉を聞いて妹は少し考えると頷いた。


「確かに、親しくなった私が相手でも、あれだけの能力は秘匿する可能性の方が高いですよね……」


「そうなのよ!」


「でもお姉様に対する好意というのはどうなんでしょうか? 会ってもいないのにそれはないですよ、むしろゼンがお人好しの善良な人間だから、と思った方が良いのでは?」


「何を言っているのよドリーちゃん、高レベルの〈光魔法〉なんて他の人に狙われる物を可哀想だからとかそんな理由で表に出してくる人がいる訳ないでしょう!? それに私とゼン様は前にメイド姿で会っているじゃないの、つまりね、ゼン様はあの時点で私がドリーちゃんの姉だと気づいていたのよ! さすが優秀な能力持ちよねぇ」


「いや……それはないんじゃないですかお姉様?」


「そして……ゼン様はあの時にまったく表情に出さなかったけど、私に惚れてしまったのではないかしら? そりゃぁ公爵家の秘めたる宝なんて呼ばれている美少女な私ですものねぇウンウン、やっぱりそうだったのよ!」


「もしもしお姉様?」


「つまりゼン様は平民と貴族の壁を知っていて感情を抑えたという事に、理性的な方よね……ふふ、私がお婿さんに狙っている事を知らなかったんだからしょうがないわよね」


「おーい」


「惚れた女性を助けるために、秘匿していた〈光魔法〉をバラしてまで助けにくる! そしてそれによって助かった私とゼン様は交流を持ち……そしてゼン様の心が熱く燃え上がり……」


「お姉様?」


「ああ! でもなんという事でしょう……依然として二人の間には身分の壁がある、ゼン様は慎み深いお方、なればこそ私はその壁に穴を空けてあげる必要があるのです! つまり……貴族の娘ではなくメイドに扮して愛称呼びを許す事をね!」


「あ、爺、私にお茶お願いね」


「そうして始まる交流によってゼン様の心の壁は崩れていく、そして遂に二人は星明りの下で静かに結ばれる……キャァー、イヤンイヤン、どうしようドリーちゃん! ゼン様が貴方のお兄様になるわよ!」


「ズズズッ」


「あ、私にもお茶頂ける? それとメイド服の準備もまたお願いね~、ゼン様と会う時に常にメイドであれば、いつもいつもアイリ呼びに……うふふ……まるで昔読んだ恋愛小説本みたいよね」


「ベッドの上の生活が長引き過ぎて、本の世界の住人なお姉様が残念な方になってしまわれていた件について」


「ん? ドリーちゃん今何か言った? 私がどうしたって?」


「いえ、ゼンと仲良くなれたらいいですね、それと、ゼンに対して貴族として命令に近い事はしないのですね?」


「勿論よ、一人の女として嫁に行くわ! ゼン様はむしろ婿に取るより私が嫁に行った方がいいと思うのよね」


「はぁまた夢みたいな事を……ゴクゴクッ」


「なので私はメイドとしてゼン様に付いていこうと思うの」


「ブフォォォォォ!!!」


「ちょ! ドリーちゃんお茶を吹き出すなんてはしたないわよ?」


「ゲホッゲホッ……急に何を言い出すんですかお姉様……公爵家の人間がそんな事出来る訳がないじゃないですか!」


「あら、行くのはメイドのアイリちゃんだもの大丈夫よ、公爵家のアイリーンはこのお屋敷で療養中って事になるわね、よろしくねドリーちゃん」


「勘弁してくださいお姉様、さすがにそれは許されないですよ、メイドごっこは、このお屋敷内だからこそ許されるお遊びなんですから」


「でもゼン様はこのお屋敷にお泊まりはしてくれないじゃないの……通いだとほとんどお会い出来ないじゃない……」


「……分かりました、屋敷の道向いにある下級貴族用の家をゼンに貸し出す事にしますから、せめてそこだけにしてください……」


「ありがとうドリーちゃん! 私ゼン様と幸せになるわね!」


「何でしょうか……あの医師の身勝手な愛を許さないのならば、私はこの姉も閉じ込めるべきなのではと思ってしまいます」


「ゼン様は私の事が好きなのよ? 好きよね? 好きじゃないと助けたりしない……よね?」


「それはこれからじっくりと確かめてください、私はお姉様が『勘違いしている』に、さきほどゼンから買い入れたという梅ジュースを全て賭けてもいいです」


「ええ……私の勘違いなの? でも恋愛小説だと……えっと……もう少しゼン様の事をしっかり観察する事にするわ……」


「そうするのが良いかと、例え恥をかいても私がお姉様の事が大好きであるという事に変わりはありませんからね、それだけは覚えておいてください」


「……あっれぇ? ……爺やさん、私の勘違いの可能性って高いのかしら?」


 姉妹の姉が側にいた執事姿の男にそんな質問を投げかけている。


 執事は少し困った表情を見せて言葉を詰まらせ、しばし何かを考え、そして頷き。


「恋は勘違いから始まると申します」


 そう爆弾を置いてから、お茶菓子を取りに部屋から出ていくのであった。


 残された部屋には執事を責める妹の声と、色々な意味で元気を取り戻した姉の声が響いていた。

お読みいただき、ありがとうございます。


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