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68 洗濯代と推しへの投げ銭  ゼン強化

「終わりましたぁー……」


 ちょっと疲れた声を出しながら、遠くから声をかけ焚火の側へと近寄っていく俺。

 あんな事があったし、わざと音を出しながら近づいたさ。


 ローラさんは飯の時に座っていたのと同じ場所に座っているが……。

 うん、ズボンを着替えたようだね。


 俺はまったくそんな事には気付いてないとばかりの演技をしつつ、ドカッと地面に座る。


 雨が降っていない乾いた地面なら直座りとか冒険者なら普通で、女性の冒険者だとちょっと気をつけて椅子になる石とかを探す場合もあるけど、野外用の外套やらズボンを着ている場合はそのまま座る事も多いかも。


 ルナはメイド服だから小さな椅子を使っている。


 今回は偽装のために大きな帆布制の草色なリュックサックをメニューで購入し、荷物として持ってきている。

 勿論拡張付与された物で、大きなリュックで5倍の拡張付与なのでそれなりに荷物が入る感じ。


 でもまぁ道具類はそこから出しているように見せかけて〈インベントリ〉から出すんだけどね。


「落ち着きましたか? ローラさん」


 ローラさんは何やら湯気のたっているコップを両手で持って時たま啜っている、ルナがお茶か何かを出してあげたのだろう。


「ズズ……はい~、上手く~動けなくて~ごめんなさ~い」


 お茶を啜ってから俺に謝ってくるローラさん、ん? なんか口調が?


「お疲れマスター、はい」


 ルナが俺にもコップを渡してくれるので一口飲む。


 ぶっ! おま! これ、茶かと思ったらホットワインじゃねーか! こんな時に酒を!


 ……いや……怖い思いをしたローラさんには寝酒として丁度良いかもか。

 ルナにありがとうと言っておく。


「ローラさん、護衛だというのに初動が遅れて申し訳ない、次はもっと早く処理するよ」


 ズズッ、うーむ、ホットワインって初めて飲むんだが……暖かい酒って慣れないな……。

 大学のコンパや合コンとかだと冷たいチューハイとか生ビールが多いからなぁ。


 あーでも、一度だけ合コンで熱燗を頼む剛の者がいたっけか……周りの男達はあれはないとか言っていたが、俺は結構性格が気に入ったんで、あの後もあいつとは色々話すようになったんだよな。


「ゴクゴクッ……ゼンさんわぁぁ歌がしゅばらしいだけじゃにゃくてつおかったんでしゅねぇ、ゴクゴク」


 酔うの早くね!?


「お代わりはいる?」

「ありゅいがとールナちゃーん、きゅださい、ゴクゴクゴクッ」


 まてまて! 普通にお代わりを渡すな!

 ローラさんもお代わりを勢い良く飲むな!

 なんかやり取りが慣れているよね?


 それって何杯目なの!?


「ああもう! じゃぁローラさんは予定通りに荷馬車で寝てください! 俺達は見張りをしながら外で順番に寝ますから」


 順番といいつつも、ルナの番に起きているのはファンファンの役目なんだけど。

 それはそれとして、もうローラさんは寝かせちゃう事にする。


「……ゲフッ」


 ローラさんはゲップで返事すると、荷馬車の荷物から布団代わりの分厚い外套を取り出しそれを着込み、ポニーテールを解くと俺の横に来て。


「こわいのでここれねましゅーおやしゅみー」


 そう言うや地面にあぐらで座っている俺の膝に頭を乗せて……もう寝息を立ててるんですけど……いやほんと……この人は行商に向かないと思うんですよローラさんのお父さん……。


 まぁ野盗に襲われそうになった怖さを忘れるために酔いに逃げちゃった感じはあるけど……。


「ルナも寝ちゃっていいぜ? 周囲の魔物は配下がある程度掃除してくれたし、ファンファンもいるし」


 ローラさんの頭の位置を寝やすいように調整しつつ、ルナにも休むように言ってあげる。


「明日の仕込みをしてからにする」


 そうルナは言うと〈インベントリ極小〉から調理器具を出して何やらご飯の仕込みを始めた。

 ローラさんはもう寝てるから、リュックから道具類を出す偽装しなくていいのは楽だよな。


 まぁルナは調理の手際もいいからすぐ終わるだろ。


 簡易竈の側であれこれしているルナを見ながら、さっき手に入れた物資の事を考える。


 野盗達の拠点というか荷物が置かれた野営地点は見つけたんだけども、ちゃんとした建物とか洞窟とかじゃなかったんだよな。


 あいつらは仕事場を変えるべく移動中だったのか、それとも、もっと遠い地点に拠点があるのか……そんな野盗の荷物を〈インベントリ〉の中で仕分けしながら思った。


 すごい金持ちだったら野盗なんてしねーよな、と。


 ……。


 ……。


 ――


 ――


 特に何事もなく朝がきた。


 ルナはすでに目を覚ましており、昨日仕込みをしておいた鍋を簡易竈に置いて温めている。


 周囲に流れる良い匂い……これはホワイトシチューだね。


「うにゅ、ふぁぁぁぁ良い匂い、おかーさんごはん~?」


 俺の膝を枕にして横寝していたローラさんが、そんな事を呟きながら仰向けになりパチッっと目を開ける。


「おはようローラさん」


 俺の膝を枕にしている日焼けをして茶髪なローラさんと、ばっちり目の合った俺はそう朝の挨拶をした。


「……」


 しばし動かないで下からじっと俺を見ているローラさん。


 ふーむ日の光の元でまじまじとローラさんを近くで見ると、日焼けでお肌が結構荒れてるな。

 ……お肌に良い成分が入った化粧水や乳液とかをプレゼントしようかね?


 ローラさんはガバッと上半身を起こすと周りをキョロキョロと見回し。

 そしてハッ! っと何かに気付き、ソソッと俺から離れるとこちらを向きながら。


「ご迷惑をおかけしました……」


 頭を下げてきた。

 俺からは頭のてっぺんが見えて表情は見えないが、耳が真っ赤に染まっている。

 どうやら記憶に残る酔っ払いらしい。


「いえいえ、美少女に膝枕が出来て役得でしたよ」


 取り敢えず揶揄っておこうとそんな事をいっておく。


 ローラさんはそのままヘナヘナと地面に座り込み、顔を隠すように俯いてしまった。


 ……。


 しばらくするとローラさんはもそもそと動きだして、寝るために解いていた髪の毛をポニーテールに戻している。


「朝ごはん出来た」


 ルナがマイペースにそう俺達に向かって呼びかけてくると。


「ご飯を出す契約なのに……ルナちゃんごめんね……」


 ローラさんがルナに謝っている。


 気にしないでと返事をしながらシチューを配って行くルナ。

 ローラさんは急いで荷馬車から堅パンを取り出して配る。


 このパンって保存を考えた結果なのかすっげー堅いんだよな、スープに浸して食うのが基本って言うけども、柔らかくて保存の効くパンとかないのかね?


 モグモグとご飯を食べながら雑談タイムだ、最初はすごいぎこちなかったローラさんだが、野盗の持ち物を分ける話をすると元気になってきた。


「それは悪いわよゼンさん、普通はそういった物資は倒した人の物になるの、盗賊の拠点を探るために護衛相手の行動を止めてしまう場合なんかは何割か分ける事もあるけども」


「へーそんな感じになるんですね、今回のはまぁローラさんを必要以上に驚かせてしまったお詫びという事で受け取ってくださいよ」


「驚く? 襲撃はちゃんと撃退したし問題ないんじゃぁ?」


「いや実はあの時、少し前から気付いていたんですが、どう対応して良いものやら迷っている間に近寄られてしまいまして、次からは早めに処理しますので、ね、お詫びという事で分け合いましょうローラさん」


「でも……」


 ローラさんは俺の言い分に理解を示すが、分け前を貰う事を渋っている。

 うーむどうしたものか。


 そこにルナがローラさんに向けて一言。


「マスターは洗濯代を払うと言っている」


 ばっ!


 ルナお前っ!?


 ローラさんはそのルナのセリフを聞いて『何の事?』とばかりに首を傾げる。

 ……だが十数秒すると、その意味を理解したのか顔を真っ赤にして俺を見る。


 何かを言う事が出来るはずもなく、俺はそっと目を逸らした。


「……!!? ~~~~~~……!!!」


 ローラさんの声にならない叫び声が、周囲に響いたような気がしないでもなかった。


 ……。


 ガタゴトと街道を走る二頭引きの荷馬車、御者席に座り手綱を持つのは……頬に真っ赤なモミジを張り付かせた俺だ。


 ……あれで俺が引っぱたかれるのって理不尽じゃないか?


 まぁおかげでその後のお話はスムーズにいったんけども……何故か半々じゃなくて俺が1割ローラさんが9割になった。


 ルナが乙女に恥ずかしい思いをさせたのだから、これくらいだと言い出したのだ……。


 ルナが言わなきゃ恥ずかしい事もなかった事に出来たのでは? むーん理不尽だ。


 荷馬車を扱うにあたり〈運転レベル3〉を取得した俺。


 他にも〈御者〉や〈操車〉やら〈操縦〉やら似たようなスキルがあったんだけども〈運転〉は自動車にも適応されるって書いてあったから、俺特有のスキルなんだろうなって思って取っちゃった!

 まぁ自動車なんてもう乗れないんだろうけどな……。


 日のあるうちの街道は平和で、他のキャラバンやら馬車やら荷馬車やら、兵士やら冒険者やらと結構すれ違う。

 こんな主要街道では野盗なんて……あいつらは引っ越し途中とかだったのかもな……。


 街道脇に魔物がいて邪魔になりそうな奴には〈光魔法〉の光の矢とかライトアローとかそんな感じのを撃って倒してしまっている。

 正式な呪文ってのは存在しなくて、スキルにお前を使いたいという意識を伝えれば良い。


 その時にイメージしやすい言葉を呪文にすると上手く発動するので、世の中の魔法使いの呪文は中二病っぽくなっている。

 俺はまぁ分かりやすいのが一番なので。


「光の矢」


 手を向けた方向に光で出来た矢っぽいものが飛んでいき、街道の側にいた魔物を倒す。

 スキルのレベルは制御できる幅が広がる感じだと思ってくれればいい。


 順調に走る荷馬車だがガタゴトと結構うるさい。


 屋根のない荷馬車で荷物には蝋を塗った水を弾く布をかけているだけで、走る速度は自転車くらいかな、それでも振動やら風で結構うるさい。


 そんな中、背後の荷馬車の後ろの方にわざわざ移動しをして、ローラさんとルナが会話している。


 普通なら間に荷物もあるし、ガタゴトカッポカッポとうるさいので、その会話が聞こえるはずもないのだけども。


 ほら……俺は〈聞き耳レベル3〉持ちだから聞こえちゃうのよね。


 以下ルナとローラさんの会話を抜粋しよう。



『ねぇルナちゃん、さすがに9割は貰い過ぎだと思うの、あの時は恥ずかしかったからなんとなくルナちゃんの提案に乗ってしまったんだけど、やっぱりもう一度ゼンさんと話すべきじゃないかと思うのよ』


『一度出した物を返されるのは冒険者として男として恥ずかしい事、やめたほうがいい』


 別に恥ずかしくもなんとも思わないけどな俺は。


『そうなの? でもそれだと悪いし……困ったなぁ……』


『それならばマスターにお小遣いを渡す事で相殺すればいい』


 なんでそうなる?


『お小遣いって……私より何歳か年上なんでしょう? さすがに年下からそんな物を渡すのは失礼じゃないかな?』


『思い出してみて、マスターは貯蓄が枯渇したと言っている年下女性からの銀貨を躊躇なく受け取った』


 あれは投げ銭だって言ってたやんけ、それなら受け取るのも礼儀だろ?


『確かに! 実は断ってくれないかなって心の奥底で思ってたのにスッっと手に入っていったわよね、なんでかお金を渡しやすい手に感じたの』


『マスターはすでに二人の女性からお小遣いを貰う身、女性からのお金を貰い慣れているヒモマスターの実力』


 こらこら! 捏造するなよルナ、女性……あいつらの事は女性と言っていいのか?


 めしべとか雌ってカテゴリーじゃね?


『ええ!? ゼンさんって……ヒモなの……? そんなぁ……優良物件だと思ったのに……お金を貰い慣れているって、年上のお姉さんとかに飼われちゃったりしているの?』


『年上? ……マスターの親よりもずっと年上……』


 あいつらの歳とか考えた事もねーなぁ……最低でも数百年だとは……。


 いやまぁリアはリアだし、ホムラはホムラだ、歳とかどーでもいいか。


『あれ……それって両親のお婆ちゃんからそれぞれお小遣いを貰っているって話? なによールナちゃん揶揄わないでよ、それだとお金持ちの孫とかなのかな? 安心したぁ……ん? 安心? え? あれ?』


『そんな訳でお小遣いで分け前を調整するといい』


 どんな訳なんだろうか、普通に5割くれたら丁度いいと思うんだが……。


『あ、ああ、そうね、うん、じゃぁ次の街で野盗の武器やら服やらを処分してお金に変えたら少しずつ……なんだか年上にお小遣いあげるって思うと何かドキドキしちゃうわね、なにかこう悪い事をしている気分』


『それなら投げ銭で返すのもあり、また野営の時に歌をねだればいい』


 野盗の武器防具や雑貨なんかを売ったとして果たしていくらになるのやら、武器の金属部分くらいの価値しか俺には分かんねぇからな。


『それは! ……あの感情を籠めて歌う時に出す低い声は素晴らしかったわよね……すっごいドキドキしちゃったもの、もしあんな声を耳の側で囁かれたら……あれは魅惑の声ね』


『マスターなら投げ銭を弾めばどんなリクエストにも答えてくれるはず、今日の夜やってみる?』


 どんなって……出来ない事はやりませんよ? 出来る事ならしてあげるけど。


『そうね、頼んでみようかしら? ゼンさんが吟遊詩人としてうちの港町でデビューしたら毎日聞きに行くのになぁ……』


『推しの吟遊詩人に投げ銭をするのは普通、そしてマスターは今の所貴方だけの吟遊詩人でもある』


 俺は商人であって冒険者であってダンジョンマスターでもある。

 そこにどうやら吟遊詩人でもある事が加わるのか?


『私だけの! それは……素晴らしいわね……なにかちょっとドキドキしてきちゃった、この心の中に湧き上がる熱が推しを応援するファン心って奴なのかしらね! 実はゼンさんと向き合うと胸がドキドキしちゃうのは恋なんじゃないかと思って困惑してたのよね、理由が分かってスッキリしたわ!』


『……勘違いから始まる物もあればその逆もある……』



「光の矢」

 魔物が街道の側に何匹も出て来たので俺はそれを排除していく。

 ちょっと忙しくて二人の会話が飛んじゃったな。

 吟遊詩人に投げ銭をするのは普通ってあたりまでは聞いてたんだが。



『なーにそれ? ああ、最初はゼンさんの事をルナちゃんより弱くて情けない主人だなーって勘違いしちゃってた事? だって装備も新人みたいだし、まったく戦おうとしないでルナちゃんまかせだったんだから……分からなくてもしょうがなくない?』


『マスターが出るまでもないから私の練習にさせてただけ』


 そうだな、一応ルナが投げナイフを外したりして魔物が敵対心を持って向かってきたら、すぐに俺が倒せるように準備はしていたけども。


『そうだったのね、さっきも魔法を使って街道の魔物を倒してたし……光魔法よねあれ、さすが私の推しね! 昨日も焚火の光だけの薄暗い中で剣の軌跡が火で描かれて……あれって……魔法付与された剣よね? 剣を振るごとに浮かぶ火の線で少しだけ浮かび上がるゼンさんの真剣な表情……すっごくすっごく格好良かったわ! くぅ~~昨日の戦っているゼンさんを思い出すと胸がドキドキするわ……投げ銭した方がいいかしら?』


『……貴方の為したい事を為せば良いと思う……』


 いや、これは護衛として当たり前の仕事であって投げ銭は関係なくね?


『そうよね! ドキドキしたら推しに投げ銭よね! ちょっと行ってくる!』


『イッテラッシャイ』


 ローラさんが荷馬車の後ろから俺のすぐ後ろまで来て声をかけてくる。


「あのゼンさん!」

「どうしましたローラさん」


 投げ銭に来た事は知っているのだが、話が聞こえてた事を教えちゃうのはまじーよな。


「こ、ここここれ、護衛報酬のボーナスです! 受け取ってください!」


 そう言って自分のお財布から大銅貨を出してくるローラさん。


 えーと……断る事も出来るんだろうけど……まぁ本人がそれをしたいというなら止める事でもないか……それならば俺も日本にいた頃のようにするか。


「ありがとうローラさん、すごく嬉しいよ」


 そうニッコリと笑顔を向けて大銅貨を受け取る。


 そうすると受け取ろうとした時に偶然か故意か手を触られたので、ついでに握手もしておいた、何で皆こういう反応するんだろうなぁ……?


 顔を真っ赤にして荷馬車の後ろに戻るローラさん。

 お金を渡す名目が護衛報酬のボーナスか……ごめん正直意味が分からないけど……よくある事だな。


『渡してきたわ! あと握手もしちゃった! ゼンさんの笑顔を見ながら握手するとすっごい胸がドキドキして……これが推しを応援する幸せなのね……』


『……本人が幸せだと言うのなら私は止めない』


 俺だって嫌々とお金を渡してこようとしたら止めるわい。



 さて、順調に荷馬車が走っているし、予定通りならお昼前には街に着くはずなんだが、まずは野盗が持ってた生活物資を何処かで買い取って貰わないとな。

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― 新着の感想 ―
[一言] これがヒモマスターの実力…!
[良い点] ルナが唆したのにどこに持っていきたいんだw
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