04.【絵師】加純 ▷【作者】腹田 貝
★絵師情報★
絵師:加純
描きやすい性別 :女性。でも男性も描けます。
描きやすい年齢 :赤ちゃんから老人まで。奮闘します!
描きにくい人物:ガチ筋肉。できる限り善処します!
描けない人物:努力します!
何かあれば:アナログ派。カワイイ系からシリアス系、妖艶系※も描けますが、少女漫画テイストがブレンドされるのは容認してください。そのかわり縦ロールから十二単まで、コスチュームものはどんと来い! です。
※ただしエロはダメです。
★キャラクター依頼内容★
【部門】①初心者ウェルカム部門
【絵師】加純
【作者】腹田 貝
【出演作品】家畜の意思 「愛玩用と呼ばないで」
【作品URL】https://ncode.syosetu.com/n5450dn/
【ジャンル】空想科学〔SF〕
【名前】餡
【性別】雌
【種族、人種】ヒト家畜
【年齢】18歳※15歳で成人の世界なので、雰囲気は大人びている
【身長】167cm
【体重】50キロ台
【髪型・髪色】肩に届く位のセミロングストレート、おろしたまま、前髪あり・黒色
【目つき・目の色】ややツリ目・黒色
【肌の色】色白の黄色人種。子どもの頃からめちゃくちゃ日焼け対策してる。
【体型】ぱっと見細身のモデル体型。訓練された戦闘員なので、マッチョ程でないが筋肉はついている。胸はDカップ位
【服装】黒のダウンジャケット(左袖無し)、白のタンクトップ、濃紺スキニーデニム、茶色ブーツ・デニムイン、右太ももにホルスター装着、デニムにウエストポーチ装着
↑
服装はパッと見ユニ○ロ風。でもめっちゃ機能性高い設定です。
【表情】無表情。感情表現を自分の意思ですることを禁じられている。
【性格】クールで無口。家畜にも意思があるという考えを持っている。
【その他】意思を持った雌ヒト家畜という設定です。自我を持ったロボットみたいなキャラクターですが、家畜という自分の立場を当たり前に受け入れているので「家畜と人の違いは?」と言った悩みは持っていません。機械的に振る舞う人間の究極形みたいな感じです。
Mission complete!
タイトル無しver.
★絵師コメント★(文:加純)
『家畜の意志 「愛玩用と呼ばないで」』から、ご依頼のありました餡ちゃん、及びサゴシ、家畜隊のメンバーを描かせていただきました。
はい。依頼のあったのは、餡ちゃんです。わかっていますよぉ。
でもね。作品を拝読し始めたら、特畜隊のメンバーをみんな描きたくなっちゃって。
とにかく登場するキャラクターたちがとってもユニーク。しっかりとした世界観に支えられたスリリングなストーリー展開は、SF好きなら絶対魅了されるでしょう。
それに特畜隊あっての餡ちゃんだと思ったので、彼女を描くには、メンバーを描かなければ「餡」にならなくなっていました。
読み進めながら、脳内で構図を組み立てつつ。第一章の途中あたりから、大雑把ではありましたが、なんとなくカタチを現わしてきたのです。
テンプレートをいただいて、最初に餡ちゃんに抱いたヴィジュアル的印象は「市松人形」でした。
これに関してはほぼ修正の必要も無かったのですが、その後も作品の世界観やキャラクターに対する思いなど、腹田様といろいろお話しをさせていただきました。
それらを元に特畜隊のキャラデザインをしながら、あと2~3点候補の構図を考えてみたのですが、結局最初に浮かんだ構図に手を加えて、最終案としました。
ハードな世界観とシリアスなストーリー展開の作品ですので、得意の少女漫画風のキラキラ感は封印しクールな雰囲気を出すように。
餡ちゃんと、もうひとりの主人公でもあるサゴシを前面に。
後方に特畜隊メンバーを。
バリケードテープに書かれた文字は、「keepout」の代わりに、ちょっと遊び心を加えてあります。
餡ちゃんとサゴシはコピックでアナログ仕上げ。それをPCに取り込み、バックのデジタル作画の特畜隊メンバーと合成。
今回の構図を考えたときからこの方法を考えていたのですが、いつもと違った雰囲気が出せたのではないかな、と少しだけ胸を張ってもいいでしょうか。
最終案のラフ画を腹田様にお目にかけたとき、「連載漫画初回カラー表紙風」という感想をいただき(←狙っていた)、しかも「(表紙風は)夢だった」ともおっしゃっていただけたので、やった! とばかりに思いっきり「それ風」に寄せてみました。
でもタイトル文字を作るのは初めてだったので、これが一番苦戦したかも。
さらに腹田様のリクエストでわたしの名前まで記載したので、これで「新連載」の文字を入れたら、本当にSF誌で開始されそうでしょ!
約3カ月間、じっくり取り組ませていただきました。
とても魅力的な作品で、その素晴らしさをどれだけ表現できたのか不安ですが、最後の最後まで楽しく描かせていただきました。
腹田様、餡ちゃんを、サゴシを、特畜隊のメンバーを(そして典巻警部も)、素敵なキャラクターたちをありがとうございました。
大感謝! です。
やっぱりSFって、いいですよね!
★作者コメント&作品紹介★(文:腹田 貝)
今回の企画は「描きたい」が優先しての参加でした。
描いてもらう方は、ルールブックで「作品を読まなくても良い」とあったので「読まなくても描けそう」なキャラクターを選んだつもりでした。
『家畜の意思』は、擬人化した動物と人間が共存する世界の物語です。
この時点でとっつきにくいので、テンプレートは「擬人化動物」要素に一切触れず、クールな美少女を絵師様に書いてもらえたらと考えておりました。
でしたら、ですよ。
加純様、バンバン擬人化動物キャラ達を描いてくださる。
作品を読み込み、感想も細やかに書いてくださる。
加純様の意見を参考に、私もキャラの行動を変えたり調整したり。
物語自体も共同製作してもらえてる気分でした。
加純様の探究心は凄かったです。
動物の骨格までお調べになり、描いてくださりました。
私は、読む側が何となく上手い具合に想像してくれることに頼って書いてきたことを痛感しました。
そして絵師とは、その「何となく」を全て可視化する人のことなんだなと。
絵師の絵師魂を侮ってはならない。
あっさり描いてもらえるつもりが、とんでもない挑戦課題になってしまい、申し訳ないです。
しかし、この数ヶ月間非常に刺激ある日々を過ごさせて頂きました。
頑張って完結させます!
最後に、とても素晴らしい企画を運営してくださった長岡様。誠にありがとうございました。重ね重ねご迷惑おかけしたこと深くお詫び申し上げます。