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たとえ神に選ばれなくても  作者: ナカマクン
【普通に皆で遊ぶだけの話】
169/181

第1話。クレア・ディスモーメント、死す

《クレア・ディスモーメントが死体で発見されました》

 その第一報は皆に計り知れない衝撃を与えた。


「ク、クレア様……? もう、朝ですよ……? 早く、起きない、と……」


 残酷な現実を受け入れられず、冷たくなった家族を起こそうとするミサキ。


「クレア……」


 寂しそうに死者の名を呼ぶハスキ。


「そんな!? どうしてセンパイが!?」


 口元を押さえて膝から崩れ落ちるエリー。


「どどど、どーすんだよ! クレアパイセンが殺られちまったら、もう終わりじゃねーか!」


 パニックに陥るアクセル。


「ふーん、クレアっちが殺されちゃったかー。まー別にあたし様は構わねーけどね。キヒヒヒヒ」


 何一つぶれずにニヤニヤするピュアルン。


「ああ、教皇様……。私はまだあなたに何もお返しできていませんのに……」


 絶望に項垂れるマリア。


「あちゃークレアさん真っ先に死んじゃったかー。ドンマイドンマーイ。しまってこー」


 悲しむ振りすらしないカス。


「辛かったよね……苦しかったよね……。ごめんね、何もできなくて……。ボクが代わってあげられたら良かったのにね……」


 健気に死者の手を握るイエロー。


「ビビってんじゃねえカスども! ゲス野郎は俺様が必ずブッ殺してやる!」


 頼もしく皆を鼓舞するレッド。


「こっちでちゅー……こっちでちゅー……」


 冥界から手招きするラブリー・キッチン。


 生存者は残り9名。

 この閉ざされた世界で、彼らは今日も仲間を疑い処刑する。種の存亡を賭けた戦いはまだ始まったばかりだ。はたして根絶やしになるは人か悪魔か……。


「では死亡したお姉さまはゲーム終了まで行動禁止です。ヒントを出してしまわないよう注意して、勝負の行方をお見守り下さい」


「これからが面白くなるところだったのに……」


 ゲーム序盤で早々に殺された私は、ガッカリしながら席を外した。


「でも初心者の方がまだまだ残っていますので、解説役は必要だと思います。オープンな情報のみを取り扱うという特例で、ゲームの解説をクレア様にお願いできませんか?」


「GW権限で特例を認めます。お姉さま、もしよろしければ解説役を続けて下さいませんか?」


「え、いいの? じゃあやろうかな」











 ふと正気になると、家の中に人が多かった。


 今日は大雨なので私の家に集まってきたのだろう。

 ミサキ、ハスキ、リューイチ、ナイン、エリー、アクセル、ピュアルン、レッド、イエロー、マリア、ラブリー・キッチン……。家に入れたくない奴も混ざっている上に、場の空気は明らかにギスギスしていた。


「おい、人喰いの殺人鬼だろテメェ。ブッ殺されたくなけりゃあ、今すぐ出て行け」


「随分と活きの良い食材でちゅね。喰うか喰われるか試してみまちゅか?」


「おい、そこの赤いの。お前ミサキちゃんの頭を踏んだらしいな。一発殴らせろ」


「んだテメェ。関係ねぇ奴がしゃしゃり出てくんじゃねえ。ブチ犯すぞ」


「殺す」


「ハスキちゃん! 私は大丈夫ですから!」


「レッド君、ケンカはよくないよ! 殺人鬼でも人狼でも、ボク達の命の恩人のお客さんなんだよ!?」


「キヒヒヒヒ! やれやれぇ! 負けた方の死体はあたし様が解剖してあげるから、思いっきり暴れていいよぉー!」


「ええ!? マリアさん教会に追われてる身なんスか!? これでも俺ら聖骸騎士志望なんスけど!?」


「無理なご相談だとは思いますが、通報しないで下さりましたら助かります」


「あたし達に指名手配犯を庇えってこと!? 冗談じゃないわよ!」


「アアーッ! お姉さまの寝汗の染み込んだお布団! ペロペロクンカクンカスーハースーハー!」


「どれどれ俺も……うわ普通に臭っさ! オエップ!」


「あまりにも無礼。その罪、万死に値します」


「ウギャアアアーッ!」


 リューイチの生首がゴロンゴロン転がって家を汚したので、流石の私も我慢の限界に達した。


「うるさーーーーーーーーーーい!!! 全員そこに正座ーーーーーー!!!」


 そうして全員を並べた私は、我ながら惚れ惚れするような名判決を思いついた。


「レクリエーションをする。協調性と他者への理解が圧倒的に不足しているお前達には、上っ面の仲良しごっこではなく互いを思いやる実体験が必要だ。本日の種目は人狼ゲーム……いや、ハスキに配慮してここは【悪魔ゲーム】と呼称する。もちろん全員参加だ! 愉快な罰ゲームもあるぞ!」


 暇つぶしを兼ねた私の名案に社会不適応者達がざわめく。戸惑う者も少なくはないが、今のところ反対意見は聞こえない。どうやら彼らもこの雨で退屈していたらしく、ゲームに乗り気のようだ。


「ハスキちゃんに配慮するなら、役職の名前も変えた方がいいかもしれませんね」


「そうだな。ルールは地域によって微妙に変わるらしいから、その辺の擦り合わせもやろう」


「センパイセンパイ、悪魔ゲームってなーにー?」


「人狼ゲームの名前を変えただけだ。そのまんまじゃハスキに失礼だからな」


「お姉さま。私は参戦すると圧勝してしまいますのでGMとして進行を務めます。お姉さまもプレイヤーとしてお楽しみ下されば幸いです」


「それは助かる。私がGMをやろうと思っていたが、任せたぞ」


「人狼ゲームかぁ。一応カードは持ってるし、俺も友達とやったことあるよ」


「リューイチ、お前なんかにも友達が居たのか」


「小学校までは友達くらい居たってーの! そういう傷付くこと言わんといて!」


「教皇様、お恥ずかしながらルールを教えていただけますでしょうか」


「勝手に人を偉くするな。とりあえず紹介を兼ねた参加者一覧表を作ってルール確認から始めるか」




【クレア作、参加者一覧表】


《人狼ゲーム経験者》

 クレア……冒険者。

 ミサキ……冒険者。大天使。

 ナイン……暗殺者。他人の嘘を見分けるのが得意。

 ピュアルン……魔術師。豊富な知識を持つ。

 レッド……改造人間。血液を操る能力を持つ。

 イエロー……改造人間。傷を癒す能力を持つ。

 リューイチ……カス。変な魔法を持つ不死身のカス。


《人狼ゲーム未経験者》

 ハスキ……人狼。嗅覚が鋭くて真面目で勇敢で賢い。

 アクセル……冒険者見習い。オッサンにモテる。

 エリー……冒険者見習い。素直で良い子。

 ラブリー・キッチン……殺人コック。人間が大好き。

 マリア……異教徒の指導者。最近まで盲目だった。




「ねえクレアさん、俺の紹介酷くない? それとこの人間大好きコックさん怖いんだけど、グルメ界の人かな?」


 私だってそいつは怖い。しかもあらためて見直すと、そいつだけではなく半数以上が反社か……。そして私よりずっと強い……。どうしてこんな人間関係になってしまったんだろう。私はただ、みんなのお困りごとを解決していただけなのに……。


「んだよクレアっち〜。口ではなんやかんや言っても、やっぱりあたし様の頭脳を買ってんじゃんかぁ〜。このこのぉ〜」


「いやエリーの紹介間違ってないっスか!? こいつ素直でも良い子でもないっスよ!?」


「ハァ!? センパイの前で事実無根の誹謗中傷するんじゃないわよ!」


「あらら、クレアさんがカジさんのポジションなんだ。それ死亡フラグだから気をつけてね」


「オレのは何て書いてあるんだ?」


「クレア様はハスキちゃんを真面目で強くて賢くて勇敢でカッコいいって思っているみたいですね。私もそう思います」


「……ふん、褒めても別に嬉しくないぞ」


「尻尾ブンブン動いてんぞ、人狼」


「ガルルルルルルル!」


「次はルール説明に入るぞ! 静かにしろ!」




【基本マナー四箇条】


 ①、暴力ダメ、絶対。

 ②、魔法や道具や特殊能力やイカサマ全て禁止。

 ③、妨害や度を越した罵詈雑言も禁止。

 ④、全力ロールプレイ。




「センパイセンパイ、この全力ロールプレイってどういう意味なの?」


「悪役を引いたプレイヤーは善良な振りをして虎視眈々と皆殺しを狙うんだが、プレイ中に悪役である事が確定したら悪役に相応しい演技をするんだ。いわゆる破綻芸だな。悪役が煽ったり命乞いしたりするシーンは、このゲームの見所の一つだぞ」


「では逆に確定するまでは全員が善人の演技をしないといけないというわけでちゅね。不思議とトキメキまちゅ」


「悪魔よりヤバくないっスかこの人!? ヨダレ垂らして俺をじっと見てるんスけど!?」


「オッサンにモテてよかったじゃない。ところで罰ゲームはどうするの、センパイ?」


「軽いものにしよう。勝者はリューイチに服を出させて敗者に好きな服を着せるとかどうだ」


「えっ? 今日は美少女全員にドスケベな服を着せていいのか?」


「良識的な服にしろよ! 下着以下の肌面積はNGだぞ!」


「服が出せる魔法を使えるの? ミイラのおじさん凄いね」


「テメーもおじさんだろ、メス豚」


「今のボクは違うの! 可愛いイエローちゃんなの!」




【役職】


 まず初めにGMがプレイヤーの一人一人にカードをランダムに配布します。プレイヤーはカードに書かれた役職を演じてもらいますが、このカードを他者に見せて自分の役職を主張してはいけません。参加人数によって役職は変動します。今回はGMを除き、11人でのプレイとなります。


《11人配役》

 村人×5名:人間陣営。特別な能力を持たない普通の人です。

 エクソシスト×1名:人間陣営。毎日1名だけ人間か悪魔かを判定可能です。

 検視官×1名:人間陣営。処刑されたプレイヤーが人間だったのか悪魔だったのかを判別可能です。

 冒険者×1名:人間陣営。毎日1名だけ護衛可能。護衛された人物は悪魔の襲撃を受けても死亡しませんが、自分自身の護衛は不可能です。

 悪魔崇拝者×1名:悪魔陣営。悪魔が誰なのかは分かりません。特殊な能力はありませんが、人間なので悪魔判定が出ません。

 悪魔×2名:悪魔陣営。悪魔が誰なのか分かります。人間を毎日1人だけ殺害可能です。




「では役職と配役も決まりましたので、私は紙を切って役職カードを作成します」


「頼んだぞ。文字が読めない奴もいるので、簡単でいいから絵も描いてくれ」


「承知いたしました」


「ナインさん、私も手伝います」


「すいません質問っス。検視官は悪魔に殺されたプレイヤーはシロクロ判別できないんスか?」


「アクセル、あんたバカでしょ。悪魔は人間しか殺せないって聞いてた?」


「あ、そっか。じゃあ悪魔に殺された時点で人間確定ってわけか」


「フホホ! ツンデレ美少女のあんたバカァ頂きましたぁ〜! ごちそうさまでーす!」


「ねえ、このミイラ男を最初に処刑しない?」


「まだ配役も決まってねーぞガキども!」


「冒険者といえばセンパイだよね! 期待してるね、センパイ!」


「だから役職まだ決まってないんだって!」




【進行】


 ゲームは昼時間と夜時間の繰り返しによって進行します。


 昼時間は皆で自由に話し合い、プレイヤーを誰か一人だけ多数決で処刑しなくてはなりません。投票が同数の場合は無効票となり、次点得票者が不在の場合は処刑そのものが行われません。


 話し合いにおいて嘘をついても問題ありませんが、嘘をつく人物が多いほど場は混乱し、人間陣営が不利になります。両陣営ともに利敵行為はやめましょう。

 制限時間は最大10分程度としますが、ロールプレイにも時間を割いてもらいたいため、空気を読んで臨機応変に変動します。


 夜時間は悪魔による作戦会議と、特殊役職の行動時間となります。悪魔は汎用ハンドサインを用いて誰を襲撃するか今後の動きはどうするかなどを相談してください。その間、人間はあらゆる情報収集が禁止されますので目を閉じて耳を塞いでもらいます。制限時間は最大5分とします。


 悪魔の襲撃先が決定したら、続いて特殊役職が順番に行動する時間です。エクソシストの判別先、検視官の検死結果、冒険者の護衛先決定を処理し、夜時間終了です。夜明けと共にGMが悪魔の襲撃結果を発表し、昼時間の開始となります。


 死亡したメンバーは発言不可能となります。表情や態度でヒントを出してしまわないように、離れた場所に座りましょう。


 人間陣営か悪魔陣営のどちらか片方が勝利条件を満たすまで、これを繰り返します。




「ちょっと複雑になってきたけど大丈夫かな、アクセル君? 分かんないことは今のうちに何でも聞いてね。ボクも力になるから」


「ぶっちゃけちょっと待ってほしいっス……」


「呆れた。あんたこれくらいも分かんないわけ?」


「おいおいアクセル。やる前からゴチャゴチャ難しいことは考えなくていーんだよ。こーゆーのは実際やってみりゃあヨユーなんだって。なっ!」


「はぁ……そんなもんスかね……」


「おうよ! 女を抱くのと同じだな! ハッハー!」


「なんかスゲー豪快なネーチャンがいるね。でもどうしてかな。割と早めに仲間を庇って死にそうな気がするよこの人」


「そいつ実際にナインに刺されて真っ先に戦線離脱したぞ」


「あれは油断してたからだ! 正々堂々やりゃあ次は俺様がゼッテーに勝つ!」


「いいねぇ新顔は威勢が良くてぇ。でぇもぉ〜? その元気がいつまで持つかなぁ〜? キヒヒヒヒヒ」


「ゲームが始まる前から怪しい人がいまちゅね」


「お前モナー!」


「それと俺、ハンドサイン知らないんスけど……」


「あたし様が簡単な表を持ってるから壁に貼っておくよぉ。冒険者なら手話くらい覚えておきなよぉ。声を出しちゃいけない状況なんて、これから腐るほど見るんじゃなぁい?」


「ふーん。一理あるわね」


「サンキューっス、ピュアルンさん」




【勝利条件】


 人間陣営は悪魔を全員処刑できれば勝利です。

 悪魔陣営は悪魔の数が人間の数と同数以上になれば勝利です。




「おい、これ元々は悪魔じゃなくて人狼を見つけ出して処刑するゲームだったのか」


「すまん……ハスキが怒るのも当然だ。人狼は強くて賢くて誇り高くてカッコいいから、昔から人間に恐れられていたんだ。文句は私に言ってくれ……」


「ふん。クレアが謝るなら許す。仲間だからな」


「勝ち負けはシンプルですね。悪魔の数が人間を上回るには……人間陣営8名に対して悪魔陣営3名スタート、処刑と襲撃で毎日2名ずつ減る計算ですから、失敗を続けると……8:3から6:3、4:3、2:3……つまり人間陣営を3回処刑してしまうと悪魔陣営の勝ちになってしまうのですね。この認識でよろしいでしょうか、教皇様」


「誰が教皇だ誰が。それはともかく、基本はその計算で間違いない。ただし崇拝者は人間なので、自分が生き残っていても悪魔2名が処刑されれば負けになってしまうから注意が必要だ。また、冒険者の護衛成功や悪魔の崇拝者襲撃などによって展開も変わっていく。主なルール説明は以上だ」


「どう? 理解できたアクセル? 私はバッチリだからね」


「いや全然ピンと来ねえ……。エクソシストは怪しい奴を調べて、冒険者はエクソシストを守ればいいってのは分かるけどさあ……他は何をすりゃいいんだ? 悪魔陣営は目立たないように大人しくしてりゃいいのか?」


「はい、その通りです。悪魔はエクソシストに狙われないように大人しくするのが基本ですが、同時にエクソシストが本物だと特定されないように動かなくてはなりません。いわゆる役職騙りですね。崇拝者がエクソシストの振りをして、悪魔にシロ判定を出して庇ったり村人にクロ判定を出して絞首台に送ったりします」


「詳しいわね。もしかしてミサキちゃん先輩って、人狼ゲーム得意だったりする?」


「えへへ。あんまり得意ではないんですが、これでも経験者ですから。ハスキちゃんはルール大丈夫ですか?」


「ルールは分かったが、この遊びは気が乗らないぞ。人間の邪悪さを詰め込んだ匂いがする」


「ハッ、ビビってんのか? 怖えなら尻尾巻いて逃げてもいいんだぜ? 勇敢な人狼さんよぉ!」


「気が変わった。お前は叩きのめしてやるぞ」


「ハッハァ! そう来なくっちゃなぁ!」


「役職カードの作成が終わりました。質問が無ければ、今から全員に役職を配ってゲームを開始します。他の参加者にカードを見せないように注意して下さい」


「なんだか俺、緊張してきたな……」


「センパイの足を引っ張らないでよね、アクセル」


「あちしはお腹が空いてきまちた」


「おい殺人鬼がヤベーぞ!」


「えへへ。クレア様と一緒に遊べて嬉しいです。頑張りましょうね、クレア様」


「フフン、私の冴え渡る推理力を見せてやる……と言いたいところだが、私は悪魔陣営を引くかもしれないぞ。軽々しく信用しない事だな」


「ではゲームを開始します。全員輪になって座って下さい」







《悪魔ゲームを開始します》


《ある日、あなた達の村で村人ナインが無惨な死体で発見されました。人間に取り憑く悪魔の仕業です》


《ここに集まった全員が容疑者です。あなた達は協力して悪魔に憑かれた者を探し出し、悪魔ごと処刑しなくてはなりません》


《では、エクソシスト以外は全員目を閉じて下さい。初日の判別結果をエクソシストにお伝えします。なお初日の判別のみ人間陣営の中からランダムで対象が選ばれ、確定シロが出ます。崇拝者は含まれません》


《判別結果をエクソシストに伝えました。全員目を開けて下さい》


《それでは1日目の昼時間、スタートです》

全9話。ただ遊ぶだけの日常回です。

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