3固有魔法
投稿が遅くなって、すみません。
「固有魔法は1人1つ持っている魔法のこととは、皆さんも知っていると思います。今日は自分の固有魔法についてよく知りましょう。」
今日の授業は4人グループになり、4人で協力して互いの固有魔法について調べたり、実際に使ってみたりするらしい これは授業と言うより、自己紹介の延長線のようだ
クラスに知っている人はいなかったので、ちょうど近くにいた3人の女子とグループを作った
「とりあえす、自己紹介しよう! まずは私から行くね♪ 私の名前は彩芽って言います アヤって呼んでね♪ 私の固有魔法は動物と話すことができます じゃあ~次の方!どうぞ」
彩芽さん…アヤさんは、とても明るい人だな~ こんなに明るい人は初めて見た気がする、と内心思っていたら彼女の自己紹介は終わった
「あ……えっと、あの」
突然自己紹介が始まったせいか、次の人は戸惑っていた
「わっ…私は…すみれと言います 固有魔法は…ものを凍らせることです」
アヤさんとは違い、すみれさんはおとなしい人のようだ
「私は柊と言います 私の固有魔法は言いたくないので言いません 今後、よろしくお願いします」
柊さんは…どうやら人とスペースを作る人らしい
クラスメイトと友達になれるか、はやくも私は心配になった
「最後は私だね 私は桜と言います 私の固有魔法は水を作ることができます」
自己紹介が終わり、先生の指示で互いの固有魔法を実際に使うよう言われたので、私たちのグループも始めようとしたとき…
「私は用事があるので、先に帰ります」
そう言って、柊さんは帰ってしまった…
さすがのアヤさんも固まったが、しばらくして「今日は柊ちゃん抜きでやろうか♪」と、明るい調子で提案した 私はすみれさんはお互いに顔を合わせ、小さくうなずいた
できたら、一週間に一回のペースで投稿したいと思います。