41準決勝戦後の食堂
視点は桜です。
あと、登場人物が増えたので更新しました。
時間に余裕があるかたは、覗いてみてください。
「最後見えなかったけど、桜、決勝進出おめでとう!」
「ありがとう!そして、あやもおめでとう!」
「ふ、二人とも、おめでとうございます!」
「おめでとう。」
準決勝が終わってあの件について謝った私は、またまた学園の食堂にいる。
「柊、悔しそうだね~」
「…はあ~。否定しても無駄みたいね。」
「で、でもあれは、柊さんの相手が、わ、悪かっただけですよ!」
「あ~あれはね~」
「木蓮君では仕方ない」
「……(それでも悔しい)
決勝であいつをボコボコに倒したかったのに…」
「「あいつ(チャラ男)ね…」」
「あいつ?」
「「「何でもないよ。」」」
こんな感じで明るく(?)話していると、あるテーブルが騒がしくなった。
バンッ
ある男性がテーブルを力いっぱい叩いた。
「今、何と言った?」
「聞こえなかったの?だ~か~ら~、今年の優勝は私のクラスだ!って言ったのよ。耳が悪いなんて、威杏先生は顔だけでなく耳までおじいちゃんなの?退職してはいかが?」
「そうか…小春先生は俺にケンカを売りたいようだな。俺の顔は昔からこうだ。そんなことも忘れているぐらいボケ始めているとは、同情するよ!そんなお前のために何回も言うが、今年の優勝は俺のクラスだ!」
「なんですって!!私ではなくあなたがボケているのよ!それと、私のクラスはみんな良い子で素直な子なんだから、あなたのクラスの問題児とは大違いよ!優勝は私のクラスに決まっている!」
「あぁ?問題児は否定しないが、素直だからって優勝するとは限らないだろが!勢いのありすぎる俺のクラスが絶対優勝だ!」
「私のクラスよ!!」
「俺のクラスだ!!」
そのテーブルには三人の人がいた。一人は私たちの担任の小春先生。三人のなかで唯一の男性は二組(竜胆、木蓮、ネリネ)の担任の威杏先生だ。そして、三人目は
「二人とも!ここは食堂なんだから、周りに人がたくさんいるでしょ?そろそろ静かにしなさい。」
「でもバミちゃん!威杏が…」「いやいや、小春が…」
「お・へ・ん・じ・は?」
「「はい…」」
三組(すいれん、茜、鈴、ストック)の担任のカタバミ先生。
先生方は幼なじみで、仲が良いらしい。小春先生と銀杏先生は犬猿の仲だがそれをカタバミ先生がいつも丸く収めていて、周囲からカタバミ先生は二人のお母さん(ストッパー)と呼ばれている。
「こ、小春先生があんなこと(嫌み)も言えるんだ」
「た、確かに…いつもほわほわしてるのにね」
「二人とも、小春先生に失礼では?(まあ、私も思ったけど…)」
「あ、小春先生がこちらを見ましたよ?」
「「「げっ!」」」
面倒くさいことに巻き込まれそう…
「あ、桜さんに彩芽さんに柊さんにすみれさん。桜さんと彩芽さんは決勝進出おめでとう!柊さんとすみれさんも良い試合でしたよ。」
「「「「あ、ありがとうございます…」」」」
「その二人か…俺のクラスの木蓮とネリネは癖のありすぎる奴らだから、死ぬ気で頑張れよ。」
「「は、はい…(担任からこんなに言われるとは、さすが問題児。)」」
「だからあなたに言われなくても、この二人なら問題児を倒すから!」
「あの問題児をこの二人が?はっ、寝言は寝てから言うんだな!」
「なによ!」「あぁ?」
「小春先生、威杏先生。ここはどこですか?」
「「食堂です…」」
「はい良く出来ました。
そこの生徒たち、巻き込んじゃってごめんね。二人には私からきつく言っておくから。
…それと、何か困ったことがあったら気軽に相談して良いからね?」
カタバミ先生は最後のことを私の目を見て言った。
おそらく、準決勝のことを聞いたのだろう。
「……ありがとうございます。」
だから私もしっかりと先生の目を見て答えた。
(ごめんなさい、先生。話すことはできません…)
「そっか…じゃあ明日頑張ってね?」
「「はい。」」
ちょうど良い時間だったので、私たちは寮に帰ることにした。
「あや、明日は覚悟しなさいよ!」
「もちろん。桜も油断しないでね。」
夕焼け空の下、私は気合いを入れて自分の部屋に向かった。
次は、さすがに時間がかかりそうです。
生活がもとに戻るので執筆時間が減りますが、頑張って投稿したいと思います。
とりあえず、一週間以内投稿が目標です!




