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花たちは今日も元気に咲き誇る  作者: 椿想香
夏 過去に思いを馳せても、今は変わらない。
30/89

28まずは予選1

すみません…予想以上にセリフが多くて、試合まで書けませんでした。次から試合が始まります。

予選は白ユリ第二、三、四スタジアム(普段は白ユリ団の訓練所と授業で使われる)で行われる。決戦が行われる第一スタジアムより観客席は少ないく、少し規模が小さい。生徒たちは事前に知らされたスタジアムと時間に従い、一試合をする。

「と、言うことで私と柊はこの試合が終わったら暇になるね~」

「っ何が『暇になるね~(笑)』よ!!試合開始前に集中力を落とすようなことを言わないでくれるかしら?」

「え~~だって、既に今暇なんだもん~」

私と柊は第二スタジアムの一試合目で、今は第二スタジアムの控室にいる。ここに来てからかれこれ1時間弱たった。

「はぁ~……緊張しすぎて動きがにぶくならないのは良いけど、緊張が無さすぎるのも困りものね…」

「あっははーそんなに褒められたら照れるな~」

「褒めてない!!…はぁ

そろそろ時間ね……準備は良いかしら?」

「ふ、もちろんだよ。」

コンコン

「失礼します。一試合目に出場する…桜さんと柊さん。試合開始10分前なので試合会場に案内します。準備はよ「あ、スターチスさんだ!お久しぶりです!」…ろしいですか?」

「さ、桜…人の話を遮るのはどうなの?…しかも白ユリ団の方の…」

「カトレアさんも案内役ですか?二人ともお疲れ様です。」

「ありがとう~。あ、でもこれ生徒たちの護衛役でもあるからね。」

「黒ユリですか……護衛兼案内役、お疲れ様です。」

「そこまで気にしなくて良いよ桜ちゃん。私は楽しんでいるからね!あすたも『試合を間近で見られるのはいいな~。』って言うぐらいこの役は人気なんだから。」

前にも言ったが、この大会は白ユリでは大きなイベントの一つで、予選は学園内で終わるが、準決勝と決勝はメディアが来たり一般客が見に来たりするほど大規模なものとなる。そのため警備が普段より厳重にする必要があって白ユリ団員全員が学園内外を警備しているらしい。

「おっほん。会話は良いが、あまり時間が無いぞ?」

「「あっ」」

「「はぁ~」」

「…ペアがあれだと大変だな」

「そうですね。…お互い苦労しますね。スターチスさん」

「全くだ…」

「柊!行くよ?」

「はいはい…」

「じゃあ、私たちについてきてね~」


「はい、到着」

長い廊下を抜けると目の前に大きな入場口があった。多分ここから見える反対側の入場口からは対戦相手が入場するのだろう。

「ひ、人が多いですね。(予想以上だわ)」

「あっれ~柊。もしかしてびびって「意外と多いと分かっただけよ」…あ、はい。」

「アナウンスがあったら、この入口から入場してね?」

「幸運を祈る」

「「はい!」」

そして彼らは入場口から少し離れた所に待機するようだった。


『試合開始時間となりましたので、両者は入場してください。』

「柊~。とりあえず勝とうね?」

「桜らしい気合い入れね。……もちろんよ」


私たちは試合会場の真ん中辺りまで歩いた。敵もちょうど着いたようだ。

『では、最終確認を行います。どちらかのペアが二人共試合続行不可能な状態となった場合や降参した場合、試合は終了とします。なお、相手を殺す、殺すようなそぶりでも見せたら、そのペアは失格とする。加減を間違えないよう、楽しんで試合に臨んでください。』

会場に緊張が走った。

『……では、試合開始!!』

スターチス、カトレア、安須汰(あすた)は白ユリ団員です。お忘れの方は『理事長1』を見てください。

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