表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
花たちは今日も元気に咲き誇る  作者: 椿想香
春 希望に向かって…
2/89

プロローグ

初めて小説書きました 設定があまりないので話がうすくなるかも…

幼い少女の家が赤く燃えあがる。


少女はそれを見ていることしか出来なかった。なぜなら入り口が少女が通ったあとに火で塞がれてしまったからだ。あのなかに少女の両親と双子の姉がいるにもかかわらず…何も出来ない、何かしたくても出来なかった。

少女は燃えている家の前でひざをつき、手をつき、ただただ泣いた。少女は家族の名前を泣き叫ぶことしか出来なかった。

「お父さん!お母さん!」

「椿!」        


 椿「桜は先に行って!私は大丈夫だから 私は絶対ここで死なない!死ねない!

だから、桜急いで!」

桜「…だったら、私と約束して! 私は椿の刀、椿は私の刀を持つ! そして、次に会うときにお互いの刀を返す!

この約束を絶対守って!」

涙がこぼれるのを我慢し、私はいつもより強く言った

椿「………分かったわ 約束する」

椿は儚げに笑ってそう言った

少女は姉との最後の会話を思い出していた。


「……椿ーー!」





返事は返ってくるわけもなく、幼い少女の声は暗い空に、虚しく広がっていった…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ