表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
花たちは今日も元気に咲き誇る  作者: 椿想香
春 希望に向かって…
13/89

11すみれという生徒3

桜視点にもどります。

すみれは儚げな笑顔を顔に浮かべて、私たちに謝罪した



その笑顔は、昔見たことのあるものだった


私はこの笑顔は嫌いだ

大嫌いなのだ!!


でも…だから私は、この笑顔を浮かべた人を放っとく訳にはいかなかった


その人を救うために…

その人を守るために…

その人とまた会うために…



あの日と今日は全く状況は違うのに……



「約束する」



あの日のことが昨日のことのように…私は鮮明に思い出していた




そして、あの日の事を悔やみながら、ベッドから出たすみれに、私は下を向いて言った


「そんな顔をしないで…


悲しい笑顔を浮かべないで……」


私は固まったすみれの前に立ち、すみれ色の目を見た


「…何か悩みがあるなら私たちに相談してほしい…

もっと私たちを頼ってほしい…

(私はすみれのことを何も知らない

両親と何があったかは知らない

…でも、今、すみれが辛いと感じていることは分かる)


今、すみれが無理をしていることは、私は分かる


何がすみれをこんな目にしているのか、教えたくないなら私はそれでもいい…


でも、今みたいに………………

無理だけはしないでほしい!」



私はこれ以上何も失いたくない、という自分勝手な願いですみれを引き留めようとした




私は涙がこぼれそうだったので、すみれに抱きついた

「…泣きたいなら…おもいっきり泣いて!!

辛いなら辛いって言って!!


私はあなたのどんな気持ちでも受け止める





…………だから無理して…

笑わなくていいんだよ」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ