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男女比1:40の学園生活  作者: 青獅子
高校1年生
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バレンタイン!

冬休みも終わり、3学期になった。冬休み中の出来事といえば、大沼と小野寺が事務所のオーディションに合格してアイドルデビューしたこと、増田と松井が声優事務所のオーディションに合格したこと、石嶺が歌番組で優勝し、そのままCDデビューが決定したことなどが挙げられる。そして、真奈との交際は順調そのもの。真奈の仕事が休みの日はちゃんとデートにも出かけるしね。そして、遥とデートに出かけることも多々ある。そんな感じで1月も終わり、2月に突入した。今冬は例年になく寒い。少し前には東京都心でも猛吹雪に見舞われた。


そして、2月14日。バレンタインデー当日。朝、寮の食堂に入ったら俺が座る机に大量のチョコレートが置かれていた。その数、43個。




「おっはよー、優斗!」




真奈から挨拶された。俺も「おう、おはよう」と挨拶を交わし、「そのチョコは何だ?」と真奈に尋ねる。真奈は「昨夜、みんなで寮母さんに渡したの。久美子先生も佳奈先生、それに寮母さんの分も入ってるよ」と言っていたので、寮母さんに尋ねたら、「それならあの後冷蔵庫に入れて、朝食作る時、私の分も一緒に机に置いたのよ」と言われた。


そして朝食を済ませた後、誕生日(実は今日が誕生日)を祝われた橋本。橋本は「ありがとう!みんなと一緒にいてよかった・・・」と言い、みんなから誕生日プレゼントを渡されていた。そして俺も誕生日プレゼントを渡す。そして俺は寮母さんにチョコを自室の冷蔵庫に入れて欲しいと言い、学校に向かった。学校ではいつも通り授業を受ける。ただ、学年末テストを2週間後に控えているため、みんな授業には熱心だ。




夕方、演劇部の練習が終わると、俺はレッスンを終えた真奈と合流した。これから渋谷にデートへ行くのだ。まあ、デートといっても、実際は夕食をとるだけだったのだが。入った店は真奈の行きつけだという高級和食店。テレビでも度々紹介され、芸能人や政治家もよく訪れるらしい。俺と真奈は店員さんに個室希望と伝え、個室に入る。そして注文をし、注文した品が届くと俺は真奈に、「高そうだけど、いくらなんだ?」と一言。それに対し真奈は、「さあ?私も知らないよ」とだけしか言わなかった。




食事の後、真奈が「買い物がしたい」と言っていたため、俺はその間適当に時間を潰していた。しばらくして、買い物を済ませた真奈が俺に、




「今日、何の日かわかっているよね?」




と言い、紙に包まれた箱を手渡された。紙を丁寧に開け、箱も開ける。箱の中身はチョコレート。それも高級そうなものだった。




「チョコって・・・朝貰ったぞ」




俺は真奈にそう言う。そして真奈は、




「朝はクラスメイトとしてのチョコレート。これは彼女としてのチョコレート!」




と俺に言う。そして俺は、




「でも、朝いっぱい貰ったからな・・・でも彼女からのだし、ありがたく受け取っておくよ」




と真奈に言い、そのまま真奈と一緒に帰路に就いた。






で、結局、チョコを全部食べるのに数日かかったのは言うまでもない。

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