05
文量がよくわからないっす
もう少し描写細かくした方がいいのかな?
読んでる人いたらだけどw
俺の予想が当たったのか、すぐに件の美少女とは何度か会う機会に恵まれた。
「なんかよく会うけど、この辺にすんでるのか?」
と俺。
「うん、まー、そうだね、この辺」
まあ、あまりまともに答えてはくれてないようだが。俺には色々聞いてくるくせにな。
前から聞けなかった名前を聞こうとしても、
「うーん、そこはほら、謎の美少女!てことで」
という具合に誤魔化されてしまう。自分で自分を美少女って言うか普通。
まあ、美少女なのだけど。
それにしても、彼女と会うのはいつも夜である。昼間はいったい何をしているのだろうか。俺と同年代のはずなんだが。
「ところで、シャーロック・ホームズってなんでワトソンが語り部なんだろうね」
これまた、薮から棒な。
「その方が客観的な描写ができて、推理小説としては都合がいいからじゃないのか?」
「なるほどねー」
納得したようにうなずく彼女。
もっとも、俺の個人的な考えで確固たる根拠があるわけではないのだが。
「ホントに推理小説が好きなんだな」
「うん、好き。大好き」
謎がとけると読んでるこっちもスッキリするよー、と笑顔で語った。
それは眩しいくらいに輝く笑顔だった。