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プロローグ
初執筆なので至らぬ点が多いかもしれません
その時はアドバイスをいただけると幸いです
運命的な出会い、というものがあるのだとすれば、それは気づかないうちにスルーすることが多いのかもしれない。
少なくとも、俺はそうだった。
でもまあ、考えてもみてくれ。
アニメやドラマで見られる出会い―――いわゆるboy meets girlとかいうやつだ―――なんてものは現実じゃ全く有り得ない。
所詮、アニメはアニメ、ドラマはドラマ、あくまでもフィクションだ。
年がら年中そんな出会いに期待している奴はそうそういないだろ?
つまりそういうことだ。
という持論を掲げていたのだが、やはり運命というものは存在するのかもしれない。
そう――あの出会いは正に「運命」だった。
まあ、俺の場合、『meet girl』ではなく『meat girl』だったんだが