シューティングゲームは根性と度胸
どうも、ホプロムです。
二回目の投稿になります。
皆さん、読んでいただけたなら、感想を、どうか感想をおおお!!
「ね~、国木田のヤツ聞いた?~」
『聞いた聞いた~いきなりいなくなるあれでしょ?~』
「キモイヨネ~どうしたんだろ?~」
何が"どうしたんだろ~"だ、本当にそう思ってるなら、もっとマシな喋り方をしろよ、ブスどもが。
主人公なんだから、そんな汚い言葉を使うんじゃありません。
そんな黒髪でキレ目で、偏差値3○の高校に通う高校二年生の名は、新條龍也本作の主人公である。
せっかく運動神経、IQを高めにしてあげたのに・・・こんな性格である・・・おや?
キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン
校内に、鐘の音が鳴り響いた。
朝のホームルームの始まる時間である。
眼鏡をかけた40代半ばの教師が教室に入り、教卓の上に立つが、生徒達の動きは遅く、のろのろとしか自分の席に行こうとしない。
それどころか、鞄を持って入ってくる生徒に話しかける為にもう一度立ち上がり、話を始めた。
酷い有様である。
龍也があ、始まると思った時には、既に担任の怒号が響いていた。
だが生徒達は渋々と席に着いただけで、話を真面目に聞いていなかった。
龍也自身も、その一人である。
『絶対なんてない』という言葉を証明すんの大変そうだなーとしか思っていなかった。
田中に続いて、国木田もか・・・これで10人は越えたことになる・・・
そう、つい2週間前から、この学校の生徒が失踪している。
勿論、これだけでも大変な騒ぎだが、生徒だけが失踪しているわけではない。
街中から、何の悩みも、何の共通点も無い人々が、忽然と消えている。
何の前触れも無く、突然にだ。
そういやぁ、ニュースにでてた失踪者の顔写真とうちの担任って似てるよなー・・・っと!?
もうこんな時間か?!
教室の時計の針は1時間目の始まる時間を指していた。
いつの間にか担任の姿もない
急いで自分のロッカーに教科書を取りに行く龍也だったが、その背に向けられた視線には気付けなかった。
つづく
主人公初登場です。
もしかしたら、グロテスク・残酷なシーンが入るかもしれません。
もしそうなる前に、NGな人は、今すぐ逃げてええええ!!
OKな人は、レッツゴー。
注:作者は皆さんの感想を生きる糧にしています。感想が多ければ多いほど良い作品が・・・お付き合いいただきありがとうございました。