職場環境
魔王たちが働く環境は、日々減少していく。最近では、勇者がいない世界も多くなってきた。
現場の環境って大事だよね。
「勇者、来ないですね~。」
「仕様だど、今回はめっちゃ強い村人らしいよ。」
「えっ、マジィ?村人相手とか、ダルいんですけどー。」
四天王Cと魔王A。
「神様が間違って、村人に加護与えたんだってさ。」
「なにそれー、神様怠慢ー。」
魔王の間に、モンスターが駆け込む。
「魔王Aさん、大変です!」
「どうしたの?」
「村人が、勇者を倒しちゃいました。」
「えっ?」
「ちょっと神様に連絡するね。」
魔王Aは、スマホで電話を掛ける。
「あっ、お世話になっております。、、、はい、、、はい、、、そうです。村人の件なのですが、、、はい、、、はい、、、あー、そうなんですね。分かりました。、、、はい、、、はい、、、はい、では、失礼しまーす。」
魔王Aは、スマホを投げた。
「はぁ!世界の破滅は、魔王じゃなくて、勇者のせいにするとか、魔王舐めんな!もう帰る。」
-魔王Aく~ん、ごめんよー。さっき、我にも連絡きたわ~-
「あ、邪神様。お疲れ様です。これ、どうすんですか?」
-ん~、仕様変更に、コスト掛かるよって、言ったんだけど、”それは、長い付き合いじゃん。何とか頼むよ。”とか軽いノリで言ってきたんだよねー。-
「バカにしてるんですか!」
-今回は、我もブチギレそうだから、先方のところに行ってくるよ~-
こうして、神様陣営に赴いた邪神様。
1か月後、世界はラグナロクを迎えることとなった。商談が破談したためだ。
-株式会社アクヤク-
「邪神様も、やるときゃやるっすねー。」
「やっちゃったよー。魔王Aくんが可哀そうだったから、頭に血が上っちゃってさ~。北の方の神様殴っちゃったら、ラグナロク起きちゃった。」
「モニター見てたっすけど、魔神Aさん、めっちゃ焦ってて、面白かったっすよー。」
「彼には悪い事しちゃたったねー。」
「邪神様は、何も悪い事ないっすよ。」
「ラグナロクが始まっちゃったから、魔王Aくんの世界、どうなっちゃうか分かんないよね。神のみぞ知るだねー。」
「邪神様も神っすねー」
「そうだったー。意外に何も知らないんだけどねー。」
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