第弐話
やっと次話書く気になりましたへたくそですがご容赦を
異世界に転移してきた俺を最初に待っていた光景は森だった。
見渡す限りの森、ただちょっと違う事があるとすれば俺がいるとこの後ろに洞窟がある事とその周囲だけ明るくて森には迷いそうなほど濃い霧があるってとこぐらいだ。
「おぉ、見渡す限り森だな、しかも霧がかかってるし、何かここだけあかるくね?」
あたりを見渡しているといかにも怪しそうな本が置いてあった。
「なんだこの本、トウヤ君へ?」
本を開いてみると中にはさっきまで話してた爺さんから俺宛のメッセージやらこの世界の常識やまずどういう事をするべきかとか爺さんからもらったアイテムや別でお詫びとして他にも色々な特典をくれたことが書いてあった。
「ふーむ、なるほどさっそく試してみるか」
ステータスオープンと唱えてみると目の前にモニターが出てきた。
ヌキガミ トウヤ
LV1
HP 5000 (加護補正+多分不死に近い)
MP 0 (加護補正+魔法無い世界から来たのでちょっと厳しい)
攻撃力 500 (加護補正+何でも切れると思う)
防御力 0 (加護補正+速いからそもそも防御いらないと思うよ)
速さ 200 (加護補正+頑張れば音より早いよ)
スキル
『抜刀神の加護』『鑑定』『鑑定妨害』『抜神流抜刀術皆伝』『抜神流抜刀術外伝』
称号
『抜刀神の寵愛』『転移者』『抜神流抜刀術を極めし者』『抜神流抜刀術外伝創始者』
「………なんじゃこりゃぁぁぁ」
え?なにこれ何でこんなにステ偏ってるの?というかステの横にある補正ってなに?しかも抜刀神の寵愛ってあるし。何か爺さんに聞いてたのと全然違うステになってる気がするんだが゛?
まあ、落ち着け落ち着くんだ落ち着いてスキルの確認をしておこう。
『抜刀神の加護』
抜刀神が認めた人間のみに与えられる唯一無二の加護
与えられた人間には抜刀神の力によってステータスが大幅に強化される、ただし魔法がいっさい使えなくなる
すでに突っ込みたい事あるんですけど…
『鑑定』
あらゆる能力や物体の本質を見抜くことができるスキル
『鑑定妨害』
鑑定のスキルを唯一妨害できるスキル
『抜神流抜刀術』
抜神流抜刀術を使える
『抜神流抜刀術外伝』
抜神流抜刀術外伝を使える
残りの四つはまともな感じがする
何か二つぐらいやばそうだけど
ていうか、こんなスキルくれるなんて爺さんも言って無かったし本にも書いてなかったぞ?どういう事?
「その疑問!私が回答してあげましょう、我が愛しき人よ!」
何かよくわからない女の人が洞窟から出てきたぁぁ!
いやぁ誰なんですかねぇ?
気になりますぇ?