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墓場と白。  作者: 劣
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プロローグ








例えばの話。

不幸だとか、恵まれないだとか。

思わなかった事がないと言えば、嘘になる。




ただそんな事すら、消してしまうほどの存在だった。





はじめからだった訳ではない。

ずっと嫌いで、憎かったそれ。




笑った時、泣いた時。

恨んだ日、許した日。




声だったり、温もりだったり、その話し方だったり。

動作だったり、感情だったり。




全てが「君」だった。




「君」を成すもの全てが、温かな優しさなら。

「君」を繕うもの全てを、ささやかな白で。










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