サテナの日常
私達がいるこの世界とは、別の世界にある異次元空間に、一つ島が浮いていた。
そして、その島にある屋敷に住んでいるサテナは、この異次元空間を作り出した者であり、この空間を管理している神である。
昔、彼女は、神の役目として様々な世界の監視者として、世界を護り続けていた。(旅行気分で)
彼女は神だが、神だからといって好き勝手になんでも出来るものではない。
異世界を支配しようとすれば、上位の神から天罰を受け、牢獄へ入れられてしまう。
しかし、神は基本的に、義務などはなく自由である。
そもそも神というのは神と呼べるほどの力を持つものなので、生まれた時から神なわけではない。
サテナも、生まれた時は、相手の能力を見て学習しコピーして覚える魔眼を持っているだけの異世界の少女だった。
長年の時を経て神になり、今知っている神の中では、中くらいの神である。
彼女の生活は、家で異世界から持ってきた本などを読んだり、異世界を覗いたり、オンラインゲームをやったり、新技を編み出したり、ニートのような生活を続けている。
サテナ
「暇だな。何をしようか?それにしてもミホの奴は仕事熱心だな。一度も遊びに来ないとは・・・。よし、呼び出そう!」
サテナは、家の外に魔法陣を描き家の中へと戻って行った。