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その2

 それは、ある秋のこと。

 真菜穂がまだ5歳くらいのある日の出来事である。

 その頃の彼女は緋雨を召喚したてで、扱いがわからず持て余し気味だった。そもそも式神の定義も意味も理解しておらず、『なんとなく呼んだら来てくれた存在』程度にしか感じていないだろう。

 緋雨もまた、幼い真菜穂との接し方がわからず、たじろぐばかり。若かりし頃の祖父は頭を抱えていた。理由はただ一つ。この幼い孫娘が人間不信の元妖怪の式神を携え、この相原家を継がねばならないのだ。

 

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