今日の献立を聞いてくれ
間違えて感想を消してしまった。
罪悪感で、胃が痛いので更新。
サブタイトル変更
巨大ウサギを倒した俺は、ドロップアイテムを確認していた。
「30分も戦っていたな…。速く街に帰ってログアウトしよう。…なんかすごいもんがドロップしたな。」
俊足王ウサギの皮×5
俊足王ウサギの肉×3
俊足王の靴
丸い尻尾
俊足王の靴のスペックが半端ない。
俊足王の靴
DEX+10
AGI+15
ちなみに丸い尻尾はアバターアイテムで、全種族全職業装備可能である。
取り敢えず俊足王の靴を装備して、街へ帰る事にした。
帰る途中でウサギにあったが、軽くあしらえた。
ナイフが残り2本になってしまった。
街に着くと、すぐにログアウトする。
ログアウトした後、俺は夕ご飯を作る。
両親が居ないし、命も足が悪いので、こういうのは俺の仕事だ。
「今日のメニューはどうするかな。そういえば、昨日買って来た豆腐があるな…よし、麻婆豆腐を作るしかないっ。神は俺に麻婆を作れと叫んでいる!」
というわけで、麻婆豆腐を作る事にした。
少しして麻婆豆腐が完成したので、命を呼びにいく。
「おーい、夕飯できたぞー。…って聞こえるわけないか。」
VRゲームはフルダイブシステムと言われるものを使用している。
脳の信号をゲームに反映する為、精神がゲームの中に入ってるので、こちらから話しかけても聞こえる事はないのだ。
仕方がないので、もう一度ログインする。
ログアウトした場所と同じ場所にログインした。
フレンド欄を確認すると、どうやらギルド内に居るらしいので、ギルドに向かう。
ギルドに入ると、視線が俺に集まる。
俺は気にせずに、妹たちの元へ歩いていく。
妹はリリカとリサ、そして俺の知らない人達と話していた。
「それでね~」
「メイ、夕飯出来たぞ。まったく、やりすぎるなって言ったのに。」
「あ、ごめんごめん。」
「あれ?この美人さんは誰っすか?まさかメイさんのお姉さん?」
なんか弄られキャラっぽい男が、俺の事を女と勘違いしているようだ。
「え?お姉さんじゃなくて、おにムグッ」
「ふふ、いつも妹がお世話になってます。」
ネタバラシしようとしたメイの口を塞ぎ、美少女モードになる。
説明すると、口調や仕草、声色を女に近づける技である。
このキャラは、俺の生体データを使っているので出来るのである。
「え、あっ初めまして!いやぁ、メイさんには仲良くさせて頂いておりまして…。」
「あら、そうなの。これからもよろしくお願いしますね。」
清楚な感じで、手を口をに当てながら貴族のご令嬢のような仕草をする。
どうやら弄られキャラ以外は、俺が男だと分かっているようで、後ろで笑いを堪えている。
一方弄られキャラは、俺が女だと疑っておらず、顔を紅くしながら俺との会話を続ける。
「それにしても美しいっ。俺の周りの奴らは俺の事弄りすぎなんですよ~。」
「あら、可哀想に。いらっしゃい、慰めてあげるわ…」
俺は夕飯もあるので、締めに入ると。
「え、じゃあお願いします。」
ガチガチになりながら俺の前にくる。くくく…
「後ろ向いて頂戴…肩もんであげる。」
「はいっ。ありがたいですっ。」
後ろを向いたところで、俺は後ろから抱きつく。
「え、ちょ!?」
弄られキャラが狼狽えてるが気にせずに言う。
「俺、男だから。」
「あははっ、お兄ちゃんも飽きないよね。でもいつもより終わり方が雑だったし、速かったね。」
「夕飯があるからな。じゃあログアウトするぞ。」
「待ってよっ。あ、皆また後でっ。」
「あははははっ。面白いもの見れた。後で話そうよお兄さん。」
「ロイったら、まだ固まってるよw
テwラwキwモwスw
アンタとは俺も語らいたいぜw」
「はぁ、分かったよ。じゃあな。」
あとで話す事を約束して、今度こそログアウトした。
今更ですが、サブタイトルは本編とあまり関係はありません。
今回の話は短めです。
追記
感想などで、ここおかしいよ、この描写いらなくない?と言うものがあったら、感想まで。
すぐに直します。