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社畜だった俺のスキルはガチャだけ。気づいたら最強になっていた  作者: 1315
序章:出会い――ユニークスキルの覚醒
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第5話 ユニークスキル《無限ガチャ》

第5話 ユニークスキル《無限ガチャ》


ギルドの空気が静まり返った。


「普通じゃありません」


受付嬢の言葉に、周りの冒険者たちがこちらを見る。


「おい、新人だろ?」


「何があった?」


ざわざわと声が広がる。


俺は少し焦った。


「どうしました?」


受付嬢は水晶玉を見つめたまま言った。


「ユウトさん……あなたのスキルは」


一度言葉を止める。


そして小さく言った。


「ユニークスキルです」


その瞬間。


ギルドの冒険者たちがざわめいた。


「ユニークだと?」


「新人が?」


受付嬢は続ける。


「スキル名は――」


水晶を見つめる。


「**《無限ガチャ》**です」


「……ガチャ?」


俺は思わず聞き返した。


受付嬢も困った顔だ。


「私も初めて見ます……」


その時。


ドン!!


ギルドの扉が勢いよく開いた。


「騒がしいな」


低い声。


全身鎧の大男が入ってくる。


背中には巨大な剣。


圧倒的な存在感。


受付嬢が言った。


「ギルド長!」


男は俺を見た。


「新人か」


「はい」


「ユニークスキルらしいな」


ギルド長は水晶を見る。


そして小さく笑った。


「ほう」


「面白いスキルだ」


「説明が出ている」


ギルド長は読み上げる。


「1日1回、ランダムでアイテムを召喚するスキル」


ギルドがざわつく。


「レア度はランダム」


「ゴミから伝説級まで出る可能性がある」


一瞬で大騒ぎになった。


「チートじゃねぇか!」


「すげぇ!」


その時だった。


突然、俺の目の前に光が現れた。


ゲームみたいな画面。


========


ユニークスキル

《無限ガチャ》


本日のガチャ:可能


回しますか?


YES / NO


========


俺は思わずつぶやいた。


「ガチャ引けるみたいです」


その瞬間。


ギルド中が盛り上がった。


「引け引け!」


「伝説武器こい!」


「ドラゴン装備出せ!」


リリアも目を輝かせている。


「ユウトさん!やってください!」


ここまで言われたらやるしかない。


俺は心の中で押した。


YES。


すると画面が回転する。


光。


キラキラ。


まるでスマホゲームの演出だ。


そして――


ポン。


床に何かが落ちた。


俺はそれを見た。


「……え?」


周りも固まる。


「おい」


「なんだそれ」


受付嬢がつぶやく。


「た、卵……?」


床の上にあったのは――


真っ白な卵だった。


ツルツルしていて、少し光っている。


ギルド長が近づいてくる。


卵をじっと見る。


「……魔物の卵か?」


リリアも首をかしげた。


「でも見たことないです」


その時だった。


ピシッ。


小さな音。


俺は卵を見る。


「今、音しなかった?」


次の瞬間。


ピシッ……ピシッ……


卵にヒビが入った。


「え?」


周りの冒険者がざわめく。


そして――


パキッ!!


卵が割れた。


中から出てきたのは――


小さな生き物。


丸い体。


ふわふわの羽。


そして――


「ぴよ」


ヒヨコだった。


ギルドが静まり返る。


「……」


「……」


誰かが言った。


「ハズレじゃねぇか」


その時だった。


ヒヨコが俺の方を見た。


そして――


「ぴよ!」


勢いよく飛びついた。


俺の頭の上に乗る。


受付嬢が驚く。


「ま、まさか……」


ギルド長が目を細める。


「テイムされた……?」


ヒヨコは嬉しそうに鳴いた。


「ぴよぴよ!」


しかし――


この小さなヒヨコが、


後に世界を震わせる存在になることを、


この時の俺たちは


まだ知らなかった。


第5話まで読んでいただき、本当にありがとうございます。


今回は、ユウトのユニークスキル《無限ガチャ》が初めて明らかになり、思わぬ形でヒヨコが仲間に加わる展開でした。

小さな存在ですが、このヒヨコが今後どれほど大きな影響を与えるかは、まだ誰も知りません。


皆さんと一緒にこの物語を進められることが、とても嬉しいです。

次回も、ユウトとリリア、そしてヒヨコの冒険がどう展開するのか、どうぞ楽しみにしていてください。


引き続き、この世界での冒険を一緒に見守っていただけると嬉しいです。


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