エンドロール59 【都立夢異世界部活学校卒業へ】59/【フィナレエンデ】との別れ
【芳一】は【周作】に、
「卒業式の前にちょっと良いですか?
参列者の・・・
友人が卒業と共に道を分かつ事になっていますので」
と言った。
【周作】は、
「良いですよ。
席を少し外しましょうか」
と気を利かせた。
【芳一】は、
「はい、すみません・・・」
と言った。
【周作】がその場を離れるのを確認した後、【芳一】は、
「いよいよ、君とも別れの時だ。
君と一緒に行動した3カ月間。
楽しかったよ」
と声を掛ける。
【フィナレエンデ】は、
『私もよ。
・・・決意は変わらないのね?』
と聞いた。
「あぁ。
変わらない。
世界は閉じた方が良い。
その方が悪戯に地球を危険にさらすこともない。
僕の我が儘でこうなってごめんね」
『我が儘じゃないわ。
貴方は世界を思ってこう決断しただけでしょ?』
「あぁ、そうだ。
これが世界にとって一番良いと判断した」
『だったら、胸を張りなさい。
誇りなさい、自分の行動を。
・・・閉じる世界に向けて何か言うことある?』
「みんなによろしく・・・と。
それと元気でと伝えて欲しい。
僕は元気でやるとも」
『そ。
解ったわ。
じゃあ、私は貴方の卒業を見届けた時点でこの世界では消滅するから。
貴方の伝説は閉じた世界でしっかりと記すからね。
元気でね』
「君もね」
『さようなら』
「さよなら」
と最後の挨拶をした。




