エンドロール44 【都立夢異世界部活学校卒業へ】44/兄と弟1
卒業試験まで後僅かとなった時、意外な人物が【芳一】の元を訪ねてきた。
【芳一】の双子の兄、【徳太】である。
【徳太】は、
「よ、元気でやってるか?
相変わらずバカやってるのか?」
と言ってきた。
【芳一】は、
「バカとは何だよ、バカとは。
それより・・・
とうとう、お爺ちゃんになるんだって?」
と返した。
「あぁ、とうとう初孫だよ・・・
そう言う年になった。
ちょっと早い気もするがな・・・」
「まさかあの2人がくっつくとはね・・・
人生何があるか解らないな」
「まぁそう言う事だ。
妹の方には先を越されたが姉の方も交際は順調だって聞くし、まぁ、ひとまずは・・・
ってとこだな・・・
・・・解っては居るんだが、娘をどこぞの馬の骨に奪われる父親の気持ち・・・
何度味わっても辛いな」
「義理の息子になる相手に容赦ないな。
孫が出来て変わると思ったがまだ結婚には反対なのか?
【隼人君】、良い子じゃないか」
「うるさい。
お前も娘とか持ったらこっちの気持ちがわかるはずだ。
で?
お前の方の恋愛はどうなんだ?
まだ、結婚が無理って年齢でもないだろ?
お前は結構、モテるって聞いたぞ。
お前さえ乗り気なら行けるんじゃないか?」
「うん・・・
まぁね・・・
それにもつながるかも知れない事・・・
今、やってるとこだ。
そして、もう少しで決着がつきそうだ」
「そうか・・・
まだ・・・夢を追っているのか?」
「あぁ・・・
そうだね。
僕はずっと夢を追っている」
「お前は変わらないな。
でもそれが俺の弟だ」
と言う話を酒を飲みながらしていた。
話は続く。




