エンドロール39 【都立夢異世界部活学校卒業へ】39/卒業の条件
訪ねてきた【都立夢異世界部活学校初等部】の理事長をしている【河瀬 萌和佳】は現在の【都立夢異世界部活学校】の卒業の条件を伝えに来た。
元々の卒業の条件だが、【芳一】は飛び級で卒業するので、
【飛び級】から【卒業資格】を得るための【試験】と【卒業試験】の2つが行われていた。
現在の試験は3つあると言う。
1つは【飛び級】から【卒業資格】を正式に得るための【試験】、
2つ目は【卒業試験】、
この2つは変わらない。
だが、これに加えてもう1つ、【飛び級確認試験】と言うものが新たに加わった。
これは【飛び級】をした者が本当に資格を得て良かったのか?
それを最終学年の時に、学校側の確認の為に新たに受けると言う事だった。
そして、それは【飛び級】をした学年の時の【部活】の中でランダムに選ばれ、【芳一】の場合、最初の【初等部4年生】の時の【部活】である【ゲーム制作部】が選ばれた。
その試験内容はその学年の【理事長】の采配で決めて良いと言う事になっており、それは、【飛び級】から【卒業資格】を得るための【試験】と【卒業試験】を受ける前に受けると言う規則になっている。
そこで、最後の【飛び級】資格を得た【芳一】が卒業試験を受ける1カ月前にメッセンジャーとして【萌和佳】がやって来たのだ。
【萌和佳】としては【芳一】の卒業を否定するつもりは無い。
そこで、彼女が用意した【飛び級確認試験】は1つ。
残り1カ月で今まで考えた事の無い新しい【ゲーム】を何でも良いので1つ、考えて発表する事。
【ゲーム制作部】を余裕で【飛び級】した【芳一】にとってみれば、造作もない試験内容だ。
【芳一】は、
「たった1つで良いんですか?」
と聞いた。
【萌和佳】は、
「えぇ。
一ヶ月でたった1つ。
君なら余裕でしょ?
出来たら私の所に作品を説明しに来て。
ゲーム性が確認出来たら合格証を交付するわ。
じゃあ、待っているからね。
最後の1つ。
作ってみてね」
と言って去っていった。
【芳一】は、卒業までのカウントダウンが始まった事を実感したのだった。




