エンドロール30 【都立夢異世界部活学校卒業へ】30/3つ目の作品のリメイク04
【透】と【焔】の騙し合い世界旅行。
お互い、相手に秘密があり、
お互いの何かを狙っている。
だから、相手を怪しいと思いながらも離れる訳にはいかない。
そんな裏表のある人間関係のまま、旅行は始まった。
地球で言うところの【日本】に当たる【日真】の国内旅行からだ。
【東京】にあたる【東都】を出発し、南を目指す。
【沖縄】に当たる【沖紐】まで行ってからUターン。
北へ進み、【北海道】に当たる【北極道】まで進んでから飛行機で【東都】へ戻り、【韓国】に当たる【琴国】から世界旅行がスタートするらしい。
いちいち、【地球】の地名に言い換えるのはきりがないし、実際のその土地には無い文化なども多数あるので、ここからは言い換えられた地名だけで行こうと思う。
【透】と【焔】は、【東都】を出発し、最初の目的地、【矛浜】に着いた。
これはパック旅行では無く、気ままな一人旅をしている【焔】に【透】が同行すると言う形を取っているため、集合時間や決まった宿などがあると言う訳ではない。
【透】は、
「着きましたね、【矛浜】。
どうされますか?
お供しますよ」
と言った。
【焔】は、
「逆に、私が貴方にお供しますよ。
どこへ行きたいですか?」
と聞いてきた。
「どういう事でしょうか?
これは貴女の世界旅行なのですよね?」
「そうですね。
でも貴方の世界旅行でもある。
貴方はどこへ行きたいですか?」
「いえいえ、貴女の方が・・・」
「いえ・・・貴方が・・・」
と言う言い合いになっていた。
お互い相手の出方を見る。
そう言う事なのだろう。
続けて、
「ではこうしましょう。
じゃんけんで決めましょう」
と言ってきた。
「良いでしょう。
じゃんけんですね。
じゃんけんに負けた方が・・・」
「どうしてですか?」
「え?
何がです?」
「どうして負けた方が決めるのですか?
こういう場合、勝った方が選ぶのでは無いのですか?」
「え、あ・・・そう言えばそうですね。
罰ゲームの様に考えてしまいました。
すみません」
「では勝った方がと言う事で」
「・・・はい・・・」
と言う話になった。




