エンドロール22 【都立夢異世界部活学校卒業へ】22/2つ目の作品のリメイク06
俺は【健介】に殴りかかろうとした。
教師に言おうと思ったが何となく、カースト底辺の【健介】に突き飛ばされたと言うのは格好が悪いと思ったし、俺の普段の素行を考えると信じてくれない可能性があったからだ。
だが、その時、【健介】は、窓を開けて、そこから、野球のボールが飛び込んできた。
俺はまぶたを切り、病院に行くことになった。
傷ついた俺に向かって【健介】は、
「うははははっ。
良いか、これは僕の優しさだ。
お前は本当はガラスで目を切る予定だった。
でもそうなるとお前はすぐに救急車で運ばれてしまうため、僕との話も中断されてしまう。
だから、お情けで、窓を開けてボールを直接お前に当てる事にしたんだ。
予言が当たっただろ。
疑うなら明日のお前がたどる運命も当ててやる。
お前は足の小指をぶつけて悶絶する。
痛いぞぉ~。
ざまぁ見ろだ」
と言って去って行った。
俺は、
「あの野郎・・・
後でぶちのめす・・・」
と言っていたが、【健介】の言うとおり、午後は病院送りになったし、翌朝、箪笥の角に右足の小指を挟み、
「くぅおおおおおおおおおっ」
と悶絶した。
痛ぇ。
痛くて仕方がねぇ。
だが、あの野郎の言うとおり予言が当たった。
あいつは俺の何かを知っている。
あいつは俺の全てを知っていると言っていた。
俺は背筋が凍り付くのを感じていた。
と同時に、【手紙】の件も納得が行った。
【健介】は【西島 彩夏】の事が好きなんだ。
だったら、簡単な話じゃないか。
【健介】と【西島 彩夏】が付き合えば済む話だ。
俺が出る幕じゃねぇじゃねぇか。
と思った。
とりあえずあいつの言っている事が本当なら、俺の運命を握っている可能性がある。
と思った俺は【健介】と話す事にした。




