エンドロール21 【都立夢異世界部活学校卒業へ】21/2つ目の作品のリメイク05
俺はうるさい第2人格を無理矢理黙らせ、普通の生活に戻った。
それからしばらく普通に過ごし、今から2週間前に【奴】は現れた。
クラスメイトの【鍵碕 健介】。
クラスのカーストの底辺に居たその男は、突然変貌した。
階段前を歩いていた俺の背中を押したんだ。
俺は、
「何、しやがんだてめぇ」
と怒鳴った。
【健介】は、
「記憶が戻った。
僕はお前の来世だ。
お前を殺してやる」
と言った。
俺は、
「は?
お前、何言ってんの?
頭、大丈夫か?
来世ってのはなぁ、基本的に本人が死んでからなるものなんだよ」
と言った。
【健介】は、
「僕はお前の全てを知っている。
例えば、お前が小学生の時に虐待されていた事も全部知っている。
父親にやっても居ない事でよく因縁を付けられていたな。
母親は見て見ぬふり。
ネグレクトだ。
散々な子供時代を生きてきたな。
辛かったよな。
その過程で僕が生まれた。
お前の第2人格だ。
今はお前が強制的に眠らせているが、押さえ込まれた状態で、俺は一生をかけてお前への恨みを募らせていた。
そして、来世となった今では、今は僕が主人格、お前の来世は第2人格となった。
主従が逆転したんだ、ざまぁ見ろだ。
悔しいだろう。
僕の人生ではお前が一生、心の奥底で悔しがるんだ。
はははははぁ~だ」
と言った。
俺は、
「いかれてんのか、てめぇは?
それより突き飛ばした件、解っているだろうな?」
と言った。
【健介】は、
「お前こそ、これからの身を案じるんだな。
お前は午後、病院送りだ」
と不気味な事を言った。




